after file「機械」
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管理局X-FILE seasonⅡ

after file「機械」





時空管理局第七研究所支部・支部長の暴走で引き起こされた惨劇。
辛くも寄生蟲の生態系への復活は阻止できたが施設崩壊という大きな爪痕を残す事になった。
そして生き延びた"私"達は―――

リンディ「じゃあ今度は是非【遊びに】来てね?」
私「そうですね、【仕事】が無い時はまたお邪魔するかもしれません」
■「…………!」



管理局X-FILE seasonⅡ after file「機械」




カランッガラガラガラ
人の手が入らぬ広大な森林の只中に不釣合いに存在する機械的な残骸。
第七研究所支部―――かつてそう呼ばれた場所も今ではただ風化するのを待つだけだ。
私「まさかこんなに早く戻って来る事になるとはな……」
部下「隊長!退院おめでとうございます!……それといきなりの現場ご愁傷様です」
私「あぁ、包帯も取れていないのにな……労災は降りるんだろうな全く」
部下「その……腕はまだ?」
私「通常生活に支障は無いがな、魔力行使や戦闘行為にはまだリハビリが必要だ」
そう言って首から下げた布で吊った左腕を上げて見せる。
私「それよりも気を抜くな、防護服を着ていても隙間があれば奴らにとって無いも同じだ」
部下「ハッ!各自徹底させています!」
研究所跡の捜査、寄生蟲を表沙汰に出来ない以上そこに当てられる人員は限られてしまう。
そこでロストロギア専任捜査官であり事件の当事者である私は上から見れば理想の人材。
つまり私の部隊は後始末をさせるにはうってつけなのだ。
おかげで退院初日から現場に駆り出される始末、今度労働基準法を一度熟読しておこう。





私「それにしても流石に熱いな……」
捜査に際し我々が着ているのは完全密閉型の防護服、本来は対細菌兵器用の装備だ。
しかし寄生蟲はウィルスの類と同じ捉え方で差し支えないのでこんな物を着ている。
バイオハザードか……それにしても怪我人に酸素ボンベは少々つらいな……
???「シュコールークよ、私はお前の父親だシュコーパー」
???「そ、そんな……!黙れ!信じられるかそんな事!」
???「シュコパー嘘ではない昔父さん一国の姫に手ぇ出しちゃってさぁ若気の至りかなシュコー」
???「え!?って事は母さんはお姫様なの!?あの殺し屋超獣バラバみたいなのが!?」
???「誰がバラバだい!せめてタイラントとお言い!シュコー」
???「母さん!っていやお前がシュコーって言ったらダメジャンよシュコーパー」
???「お前もだよ!これはベイダー卿だけの特権だっつーのシュコーパハー」
???「あぁもうやめだやめだ!考えてみたらそれやって面白いのベイダー役だけじゃん!」
私「……何をやっているんだお前達、そもそも何故ここにいる」
局員「折角の酸素ボンベなんでやっぱベイダーごっこは必然かなーって……て……て!?」





局員「シュココココハーコハーゲホゲホゲハッ隊長さん!」
局員「いやあれはですね?自分で言えやーとかどさくさでチョーク決めちゃったりしたけど!」
局員「善意からの暴走であって決して悪気は無かったんうわあああキリングミーソフトリー!」
私「落ち着け!それは別にもういい、なんでアースラクルーのお前達がここにいるんだ」
局員「えーと話せば長くなるんですけどね、まずそう、あれは俺がまだこの支部で―――」
私「短く話せ」
局員「―――蟲と戦っていた頃に遡ります」
局員「いきなり短くなった!」
局員「早い話が探し物です」
私「探し物?大体どうやってここに?我々の隊と一部作業員以外は立ち入り禁止のはずだが」
局員「有給休暇取って貨物室にダンボールとして潜入して密航して来ました」
局員「予備の防護服着てれば顔パスだし」
私「違法行為だぞそれは……」
リンディ先輩の部下というだけで納得しそうになる自分が怖い。よっぽど大事な物なのか……
確かに現場が現場だし申請しても返って来るかわからないが……有給休暇なんてあったか?




私「来てしまったものは仕方がない、くれぐれも邪魔はするなよ」
局員「押忍!探し物だけしてます!ベイダーごっこももうやりません!月到着ごっこも!」
私「あともう大丈夫だと思うが蟲の生き残りがいるかもしれない、それにも注意しろ」
局員「サー!イェッサー!」
………………
局員「さて、我々のミッションをもう一度確認するぞ、オーバー!」
局員「我らが愛機ヘラクレスの残骸、可能ならば電子頭脳部のサルベージだな、オーバー!」
局員「ポセイドンに突っ込んだバギーもネジが残ったんだ、きっとあいつなら!オーバー!」
局員「よし、では各自隊長さんの言葉を厳守し邪魔しないよう目立たないよう散開!シュコー」
局員「シュコーシュココシュコーパー」
局員「新言語発明するなよ!でも面白いかもシュコーパーコハーシュコパー」
………………
部下「隊長……ダンボールが動いているんですが……しかも人の足が見えます……」
私「……あれは見えない物だと思って作業を続けてくれ……」


(投下時中編)
あらすじ
ヘラクレスを探せ!

局員「(ガサガサ)無いなぁ……ハッ!?まさか消し炭に!?いやだああああああ!」
局員「あれだったら焼けても原形残るだろ、でも爆発したのはこの辺りのはずだが……」
局員「お、アレなんかそれっぽくね?(グチャ)ん?ギャアアアアアア蟲!蟲バーベQ!」
局員「死体にいちいちビビるな!まったく情けな(ズルッドガシャン)うおおおおおおお!?」
局員「お約束やってないで真面目に探し(ズボッ)助けてー!何かが俺の足掴んでない!?」
私「邪魔をするなと言っただろうがああああ!」
部下「落ち着いてください隊長!怪我に障ります!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
局員「結局無かったな……うおーんヘラクレスー!」
局員「あぁ…向こうの廃材集積所に古臭いパワーローダーがあるだけだ……」
局員「チクショウ!何だかヘラクレスに見えてくるぜ……!」



局員「って言うかあれじゃね?」
局員「信じたくない気持ちはわかる!でもな!現実を直視しろ!あいつはもう粉々に……」
局員「いやだってまんまヘラクレスだってあれ」
局員「いい!もういいんだ!あいつは勇敢に戦いそして散っtヘラクレスーーーーー!?」
ズダダダダダダダダダ
局員「mjd!下半分無いけどヘラクレスだ!」
局員「燃料タンクが腰にあったから爆発時に上半身が吹っ飛んだのか……」
局員「おかげで燃えずに残ったルートだな!心配させやがってこの野郎!(バシバシ」
ガタン、ギギギギギギ……
局員「ん?なんか傾いて……おおおおおおこっち倒れて来る!?」
局員「ま、待てやめるんだヘラクレス!俺だ!わからないのか!?」
局員「わかるか!つかそもそもこれは万有引力が働いてるだけd(プチッ」
ズウウウウウウウウウン
部下「隊長!作業中に出た廃材の臨時集積所で壊れた大型機械が傾倒、怪我人が出ました」
私「……アースラへ連絡してやってくれ……あと胃薬ないか……」




クロノ「ご迷惑をおかけしました!」
私「いや、そんな気を使う程の事じゃないさ」
彼らの引き取りを頼んだ所、ご丁寧にもクロノ執務官達が菓子折りを持ってやって来た。
クロノ「しかし…退院早々本調子でもないのに現場に出ているあなたの迷惑を考えると」
私「いいんだ、ただ彼らを連れて帰ってくれれば……失礼、薬を飲まねば」
なのは「(ヒソヒソ)ユーノ君、何のお薬なのかな?」
ユーノ「(ヒソヒソ)袋には胃薬って書いてあるみたいだけど……多分それは……(チラッ」
局員「ウググ……やった!やったぞ!ついに呪泉郷に辿り着いた!……zzz」
局員「……夜中12時を過ぎたら食べ物を与えちゃダメだって言っただろう!?……zzz」
局員「……ゴメンよ、俺には心に決めた人がいるんだ。だから君の気持ちには応えられない…」
フェイト「本当に意識不明なのかな……?」
アルフ「わけわかんないのから図々しいのまで見事な寝言だねこりゃ」
クロノ「本当にご迷惑をおかけしました……」
私「本当にいいんだ、だから頼むから目を覚まさない内に連れて帰ってくれ……」




3日後
エイミィ「あれ?クロノ君?じゃあ会議室を使ってるのって……?」
クロノ「どうしたんだ?今日は特別使う用事は無いはずだけど」
ユーノ「じゃあちょっと僕が見てきます」
エイミィ「ごめんねー」
なのは「あ、じゃあ私も行くー」
フェイト「私も……」
はやて「そんなら私もー」
クロノ「……僕も行こう」
エイミィ「ほんと君達面白いね」
スタスタスタ
一行「…………」
<ヘ ラ ク レ ス 再 生 委 員 会 定 例 会 議>
はやて「これはまた達筆やなー」
クロノ「何にせよロクでもない予感がするのは確かだ……」




局員「クックック……フハハハハハ!イーッヒッヒうひゃひゃひゃひゃ!」
局員「何情緒不安定な笑い方してんだよ」
局員「いやマッドな雰囲気を演出しようとしたら統一感が無くなっちゃって」
局員「おいまた脱線してるぞ!いい加減本題に戻ろうぜ!」
局員「減棒3ヶ月……まさに命懸けだな……フフフ……DVD……ゲーム……」
局員「いつまでもウジウジするな!先の事を考えろ!じゃないと泣けてくる!」
局員「回収したヘラクレスの電子頭脳を流用するそこで新しいボディー案だろ!」
局員「やっぱさぁーやっぱメイドロボだって!メカ翡翠!コレね!」
局員「それメイドの姿をした愉快型町内制圧兵器!それより人型パソコンだって」
局員「お前ら夢見過ぎなんだよ!もっと現実的な案を出せって言ってるだろ!」
局員「自分で盛り上がっておいてなんだけどお前の現実の線引きってどこなんだよ」
局員「お前の全長15メートルの人型兵器案を現実的って言うなら病院行け!」
はやて「まぁまぁ落ち着いて、それより秘書型ロボットなんてのはどやろか?」
局員「おぉ!?それ画期的ですね!既存の枠にはまらない斬新な発想!」



なのは「はやてちゃんまで一緒になっちゃダメだよー」
はやて「いや中々面白そうだったんでついなー」
局員「ハッ!?いつの間にか執務官達まで!?我々に気取られずにどうやって……!」
フェイト「ノックしても返事がないから普通に入ってきたんですけど……」
局員「……フフフフフ知られてしまったからには仕方がない……」
ユーノ「な、なんですか?」
局員「こっちはいつでも土下座する準備は出来てるんだ!どうかこの件は御内密に!」
クロノ「仕事をサボる事を容認しろと言われて頷くと思うか?」
局員「わかりきっていたさその反応!ならば聞くがいいこの感動のエピソード!」
局員「話せば長くなるんですが……そう、あれはまだ俺達が学生―――」
クロノ「短く話せ」
局員「――気分の抜けきらない研究所支部勤めだった頃……」
局員「ちくしょう!ガンバレ!負けんな!力の限り生きるんだ!」
局員「CMの後回想入ります!」



ギ、ギギガタンウィーン
局員「た、立ったー!クララが立ったー!」
局員「ほら古くたってやれば出来る子なんだよヘラクレスは!父さん信じてた!」
局員「免許も無いのに我流でここまで動かせた……俺達実は天才か!?機械と融合!?」
局員「フハハハハユーフォリアとして生まれ変わるのも時間の問題か!メカフェチ万歳!」
ゴウンゴウンゴウンガコン
部長「低レベルな笑い声が聞こえると思ったらまたお前達か……」
局員「あ、課長。オハヨゴザマース」
部長「課長ではない支部長だ!お前達は管理局の人間だろう!支部長と呼べ!」
局員「はぁ(ヒソヒソ)でも課長じゃんなぁ?」
局員「(ヒソヒソ)あれじゃね?部長って呼ばれたいだけじゃね?」
局員「(ヒソヒソ)なんか虚しいなーそれ、しかも部長で満足する辺り小者だよな」
部長「何だ?言いたい事ははっきり言いたまえ」
局員「いいえ!なんでも無いです部長!ただですね部長!古い機械でも部長!使える部長!」
部長「バカにしているのか貴様は!無理矢理語尾につけるな!」



局員「我々なりの経費削減でして、現行機よりも低燃費で動くんですよコイツ」
部長「とんでもないガラクタだな、私が若い頃が現役だったはずだぞこの型は」
局員「でも今でも精密作業以外は一通りできちゃいますよ、故障も無いし」
部長「現場のお前達が何を使おうが勝手だがな、くれぐれもそれで事故など起こすなよ」
局員「一日の大半をかけて念入りかつ懇切丁寧にメンテナンスを施しています!」
部長「仕事をしろ!」
研究員「部長、本社からスケジュールの遅れについて問い合わせが……」
部長「フンまた催促か…これだから研究の意味を理解しない連中は……!」
研究員「どうしましょう、今の状態から間に合わせるには動力炉をフル稼働しないと……」
部長「今のまま稼働させるほか仕方あるまい」
研究員「しかしそれでは炉がエネルギーに耐え切れません、故障すれば最悪爆発も……」
部長「それだよ、不慮の事故が起きれば上もやたらとせっつくことは出来なくなるだろう?」
研究員「な、なるほど……しかし事故が起きれば責任は……」
部長「なに、丁度うってつけの優秀な人材がいるじゃないか……クククク」



局員「はい?圧縮実験?これからすぐですか?」
局員「無茶言わんで下さいよ、12時間は休ませないと動作は保証できませんよ」
局員「ただでさえ連日フル稼働なの知らないわけじゃないでしょ主任」
研究員「それを承知の上でだ、正直今我々は危うい立場にある」
局員「危うい?あぶい?」
研究員「進行が大幅に遅れていてな……このままではここの存続も危ない」
局員「mjsk!?適当な魔法しか使えない俺らじゃこの先管理局内で配属先無いッスよ!」
研究員「だからこそだ、君達にこの研究所の命運を託す!救世主になるのだ!」
局員「救世主!アータタタタタタタタタタ!」
研究員「自分を信じろ!」
局員「信じる……ビリーブ!」
研究員「勇気を持て!」
局員「勇気……ブレイブ!」
研究員「と、言うわけだ。頼んだぞ!」
局員「「「泥船!(大船に乗った気でいてください、の略意)」」」




ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!パラパラパラ……
局員「アレー?ナニガオキタノカナー」
局員「うは!見てみろよ!あれが地球のへそかー裏側まで通じてそうな穴だな」
局員「どうだろう、ここを観光地化して研究所に臨時予算を入れるという前向きな考えは」
部長「そしてこれはお前達が空けた穴だな」
局員「ちーがーいーまーすってー!俺ら危ないって言ったんですーでーもー主任がー」
部長「伸ばすな!普通に話せ!子供かお前は!」
局員「そうそう!主任に聞いてくださいよ!あの人に言われて無理に動かしたんスから!」
部長「彼なら出張中だが」
局員「国外逃亡デター!他人に責任取らせて何食わぬ顔で戻って来たり余所で仕事したり!」
局員「我々の業界ではよくあることです!今度会うのは法廷だチクショー!」
局員「ヘラクレスのマニュピレーターだって改良したばっかりなのに!」
部長「大体なんだそのヘラクレスというのは、あのガラクタの型名はそんな名ではないだろう」
局員「やだなぁ部長知らないんですか?アニメもいいけど漫画の廃棄物13号はオススメですよ」
部長「そうか、今日中に荷物をまとめておきたまえ」



局員「すげー即日異動ってなんだよ」
局員「準備万端バッチコイって感じの事務処理だったなコンチクショー!」
局員「はぁ……ヘラクレスともお別れだな……オートメンテナンスに任せたけど……」
局員「大丈夫だろ、部長なら絶対倉庫の中なんていじらないし」
部長「では手続は完了です、申し訳無いですなぁ本局までウチの人員を乗せてもらって」
リンディ「あらいいんですよ目的地は同じなんですから」
クロノ「では失礼します」
……………………
局員「はーデッカイなー何度も見てるけどこういうの乗るのは初めてだな」
局員「そこで俺の冒険魂に火がつくわけですよ」
局員「管理局の艦船を覗きm…探検か!こいつはちょっとした冒険だな!」
カシュン
局員「『……どうやらここは食堂のようだ』」
局員「おいやめろよそのテロップ喋り!伝わりにくいしゾンビとか出てくるって!」
局員「結構キレイだけど……ん?オイオイなんだこの浄水機、完全に動作不良だぞ」



局員「フゥ……よし、浄水機、加熱機、パン焼き窯、食器洗い機、全てパーフェクトだ!」
局員「ろくに整備されてないなぁ、しかしこれで今までの3倍の性能は約束される!」
局員「更についでにトイレの水漏れもパーペキ!考えたら俺らこれで食っていけんじゃね?」
カシュン
エイミィ「艦長ーそろそろ浄水機だけでも直してくださいよー自販機ばっかじゃお財布が……」
リンディ「そうねぇ、でも中々長期停泊している時間が無いから……あら?」
エイミィ「直ってる……?直ってますよ艦長!」
局員「あ、スイマセンなんか放っておけないんで勝手にやっちゃいました」
エイミィ「君達が?ありがとー最近あっちこっち調子悪くて困ってたんだー」
カシュン
クロノ「あぁ母さんありがとう、申請してたトイレの水漏れ修理やってもらえたんだね」
リンディ「え?」
局員「あ、それもさっき使うついでに勝手に直しちゃいました」
リンディ「……そうね、今のアースラに足りない物がわかったわ!」
クロノ「か、母さん……?」




リンディ「中々長期が停泊できないせいで整備は常に運航に関わる部分が優先されるわよね」
エイミィ「そのせいで居住ブロックの整備に時間取れないですもんねー」
リンディ「そんなアースラだからこそあなた達みたいな人材が必要なのよ!」
エイミィ「そですねーそうなればかなり助かりますよねー」
クロノ「だからっていきなりそんな勝手に人事異動なんて……」
局員「(ブワァッ)産まれてこの方こんなに評価されたのは初めてデス!」
クロノ「泣くほどの事なのか……」
リンディ「と言うわけであなた達ウチに来ないかしら?」
局員「「「お世話になります」」」
クロノ「だから勝手に!それに君達も二つ返事で了解するな!」
リンディ「早速部屋だけど…ごめんなさいね今空いてる部屋が大部屋しかなくて」
局員「いやー全然構わないッスよ、いつも大抵セットで扱われるんで」
クロノ「聞いてよ!」
エイミィ「いやーこれでようやく人間らしい生活ができるわー」
クロノ「いいのか?本当にこんな簡単に人事を決めていいのか!?」



(投下時後編)
管理局X-FILE seasonⅡ after file(後編)

あらすじ
局員'sのアースラでのポジションは武装局員という名の便利屋だった。

局員「はい回想終了!そしてそのまま現在に至るわけです。いやー懐かしいですね」
局員「あそこで艦長に拾われなかったら今頃田舎で家業継いで八百屋やってましたよ」
クロノ「で?」
局員「あれ!?リアクションそれだけ!?もうちょっと懐かしんだり感動したりは!?」
局員「あなた鬼の子よ!忌み子じゃあ!おぉ恐ろしい必ずや村に災いをもたらす!」
クロノ「お前達は減棒期間を半年にして欲しいのか?」
局員「滅相もございません」
クロノ「大体今の話のどこにそのヘラクレスとやらの感動要素があったんだ」
ユーノ「確かに局員さん達がここへ来るまでの経緯がメインだったような……」
フェイト「ヘラクレスさん……かわいそう……(グスッ」
アルフ「フェイト!?」




局員「ほら!ここで泣ける人心のきれいな人!泣けない人重油が漏れ出した海みたいな心の人」
クロノ「自分達を棚に上げて正当化しようとするな!」
はやて「でもそこまで思い入れのあるもんなら手伝ってあげたいなぁ、私もわかるし」
なのは「はやてちゃん…そうだね!皆で協力してあげようよ!」
フェイト「うん!」
ユーノ「皆もこう言ってるし、今日ぐらいいいんじゃないかな?」
クロノ「今日『ぐらい』じゃなくて今日『だけ』だからな!」
局員「皆様の温かい心に局員メチャ感動!センキュー!アンドキスミー!アンd(ドグシャ」
………………
局員「ばべ、ぼべべばばびびぼばいがいじばず(さて、それでは会議を再開します)」
なのは「要するにその電子頭脳を何かに組み込んで形に残したいんですよね?」
フェイト「それじゃあ……デバイスにするとか?」
クロノ「いや流石に物が古過ぎる、それに作業機械の運用電子頭脳じゃ流用も難しいだろう」
はやて「そしたら同じような機械にそれを入れるとかどないやろ?」
ユーノ「局員さん達が使っていた当時で既に相当旧式だったはずだから……難しいと思うよ」





クロノ「現場で見つけたというボディーはどうなんだ?修理して使うことは……」
局員「燃えなかったとはいえ熱で内部はボロボロだったし瓦礫の下敷きでガタガタでした」
アルフ「つまりどうしようもないガラクタ状態だったってことね」
ユーノ「行き詰まっちゃったなぁ……」
局員「男達は壁にぶつかった……進まぬ会議の中でプロジェクト凍結が囁かれたその時!」
局員「そんな国営放送っぽいナレーションしても救世主は出て来な…」
カシュン
■「~♪」
局員「メシアじゃなくてエンジェルでした!結果良し!眼福じゃーありがたやー」
クロノ「拝むな……それで?何か用なのか?随分と機嫌が良さそうだが」
■「!、!!、!(バッババッバッ」
なのは「え、えーとジェスチャーでもわからないんだけど……?」
局員「なるほど隊長さんがオフだから遊びに来たと、救世主はこっちか!お知恵を拝借!」
クロノ「だからなんでわかる…あ!待て!これ以上迷惑をかけるんじゃない!」





私「えぇ、事後処理が片付いてやっと休みが貰えました」
リンディ「大変だったわねぇ、腕の怪我はもう大丈夫なの?」
娘「だいじょーぶです、たいちょーもうお料理もお洗濯もできます!」
リンディ「ふふ、それは良かっ…」
バターン
局員「お嬢さん黒豆茶!これで血液サーラサラ!マジデマジデ!」
娘「きゃー!?」
エイミィ「艦長ーお茶が入り…何してるの君達」
局員「いや廊下走ってたらもしみのさんが遅刻したらこんな感じかな?って話になって」
局員「じゃあスタジオ飛び込んで進行始めるのか?よしじゃあというお馴染みの展開です」
エイミィ「そんなのに馴染んだ覚えなんてないよ……」
私「ん?」
■「…………(コソコソ」
私「あぁ、久し振り――という程でもないか、元気にしていたか?(ナデナデ」
■「~~♪」



娘「はっ!?あの仲良しさあやしい!たいちょーのちょーあいをうけるのはわたしのはず!」
私「……お前はそういう言葉をどこで覚えてくるんだ?」
娘「おばさ…おねーさんだよ」
私「そうか預ける度に余計な事を吹き込んでくれたのか……今度丁寧にお礼(参り)に行こう」
娘「むー!そんなのじゃごまかされないもん!このままじゃ娘としての立場があぶないわ!」
■「……?」
娘「キッ!」
■「……ビクッ!(サササ」
娘「じー……」
■「……?……?(オロオロ」
娘「きゃー!カワイイー!(ガバーッナデナデナデ」
■「!?!?!?!?」
私「何なんだ一体」
リンディ「複雑な娘心ね」
エイミィ「アグレッシブなお嬢さんですねー」





カシュン
クロノ「ゼェ…ハァ…お前達、余計な事はするな聞くな考えるな……」
なのは「えと……この子は?」
娘「あ、えーとえーとはじめまして!うちのたいちょーがいつもお世話になってます!」
フェイト「え、あのそのこちらこそいつもお世話になってます」
ユーノ「フェイト、別に正座しなくてもいいんだよ……」
はやて「隊長さんの娘さんかーしっかりしとるな~はじめまして、八神はやていいます」
局員「(ヒソヒソ)どうすんだよ!最近やっとユーノ君達を見ても動揺しなくなったのに!」
局員「(ヒソヒソ)この上更に平均年齢低下!?俺達にどうしろと!?」
局員「(ヒソヒソ)犯罪的な意味は断じてないんだがオラ無性にワクワクしてきたぞ!」
ジャキ
私「何か?」
局員「イイエ何モ、ワレワレハ良識アル大人デス、ボールハ友達、コワクナイ」
私「ならよし」
局員「すげー間違いなく寿命が3分縮んだ……いやそれよりちょっとお聞きしたい事が―――」



私「そうかあの機体とはそんな縁があったのか…済まなかったな。しかしこの古さでは……」
局員「本局にはこんな旧型置いてないし中古市場にも中々出回ってないしで行き詰まりです」
局員「研究所の退職記念にパク…貰ったメンテナンス用の設計図はあるんですけどねぇ」
エイミィ「設計図?じゃあ一から作るのは……どうかな?」
クロノ「確かに基本設計がわかれば現行のパーツで再現できない事はないな」
局員「ジャンクショップになら生産終了パーツでも探せばありそうですね!一筋の光明!」
娘「でも、ロボット作るのってお金かかるってテレビで見たよ?」
局員「そこは経費で――――」
私「旧型機を再現するから予算を回せと言って本局が寄越すはずが無いだろう」
局員「じゃあアースラの予算で――――」
リンディ「落ちません(ニッコリ」
エイミィ「うちも潤ってるわけじゃないしねー」
局員「なら俺達の給料で――――」
クロノ「減棒三ヶ月」





■「……?……?」
娘「ちがうよーこれはね、ここをこーすると……」
はやて「おぉ!?首が飛んだ!?最近のおもちゃは凄いなー」
なのは「あ、そうだ!アースラの中を案内してあげようよ!」
フェイト「うん……どう?」
娘「行くー!」
■「~♪(グイグイ」
私「あ、あぁわかったから、引っ張るな」
カシュン
エイミィ「じゃ、片付けますねー(カチャカチャ」
リンディ「クロノ?ちょっといいかしら、次の――」
クロノ「それについては母さん、じゃない艦長の――」
カシュン
…………
局員「なら……寝ている間に妖精さんが……ウフフアハハハ……」




4ヶ月後
なのは「で、あれからずっとあんな調子なの?」
ユーノ「うん、焦点の合わない目で何も喋らずにひたすら黙々と働いてるんだ」
クロノ「何故だろう、正しい姿のはずなのに無気味なことこの上ないな……」
局員「………………………………………………」
カシュン
エイミィ「ん~!あ、皆お疲れ様ー。お給料日に早く上がれるのはなんか嬉しいね~」
クロノ「あぁ、そう言えば今日が……」
局員「……けた……」
ユーノ「え?何ですか?」
局員「喪が明けたああああ!正当な労働に正当な報酬!行くぜ!ヒァウィーゴー!」
局員「電気街!?オーイェ!ジャンク屋!?オーイェ!」
局員「ガンホーガンホーガンホー!」
ズドドドドドドドドドドガシャンドガシャーン
クロノ「…………お前達はまだ交代時間じゃないだろう……」





3日後
クロノ「あれから毎日空き時間は部屋に篭りっきりだな」
エイミィ「変な笑い声とか爆発音とかあれはもう騒音公害だよ……」
カシュン
局員「ふ、風呂、飯、寝る……バタン」
ユーノ「うわぁ!一体何が……?」
はやて「覆面してるのに不精髭が見えるのはどういう原理なんやろ」
局員「フフフ……我らの悲願が達成されたのですよ……そう!ヘラクレスは生まれ変わった!」
エイミィ「へーどこどこ?」
局員「ほらそこに!光り輝くニューボディーが!」
アルフ「……なにこれ?ゴミ箱?」
フェイト「ご飯を炊く機械じゃないかな……」
なのは「あ、掃除機かも!」
局員「ヘラクレスだっつってんでしょ!無理矢理間違えないで!」
ユーノ「いやなんだか想像していたよりずっと小さいんで……」




局員「せめてR2型ドロイドとかそーいうボキャブラリーは無いんですか!」
局員「まったくこれだから非SF世代は夢が無くて困る!」
エイミィ「で、結局これが新しいボディー?」
はやて「私らより小さいなぁ」
■「…………(ググー」
ユーノ「あはは背伸びして丁度同じくらいだね」
局員「予算上巨大メカは難しいのであらゆる局面に対応できる汎用型ドロイドにしてみました」
局員「家計簿!予約録画!盗聴!盗撮!ピッキング!クラッキング!なんでもござれです!」
クロノ「大半が犯罪じゃないか!」
局員「そして極めつけはこれ!はい!」
ヘラクレス「ピピッ、コンニチハ、私ハへらくれす、改メテヨロシクオ願イシマス」
局員「キャー!かしこーい!スゴーイ!夢みたーい!エンジェルたーい!」
エイミィ「へぇー喋れるんだ」
局員「セール品の人工知能に今まで蓄積した経験を記憶という形で組み込んでみました」
局員「最早万能型ムテキロボットと呼んでも差し支えない仕上がり!あぁ自分の才能が怖い!」




局員「ウググ……ダメだ!そのスイッチを押したら銀河系が……!」
ヘラクレス「ピピッ、たおるヲ取リ替エマス」
フェイト「ヘラクレスさん……良かった……(グスッ」
アルフ「ねぇフェイトどの部分に泣いてるの?ねぇ?」
局員「ウゥ……いつもすまないねぇ」
ヘラクレス「ピピッ、ソレハ言ワナイ約束デショオトッツァン」
はやて「はぁー返しのタイミングも完っ璧やな!」
なのは「感心するポイントそこなの?」
エイミィ「まぁ3日も飲まず食わずの寝ずで頑張ってたらねぇーそりゃ倒れるよ」
ユーノ「まぁそれだけヘラクレス……さん?を大事に思ってたんですよ」
クロノ「それで日常業務に支障が出たら本末転倒だろう……」
エイミィ「あぁそれは大丈夫、機材点検とか修理とかヘラクレスちゃんがやってくれてるから」
クロノ「そんな事も出来るのか?凄いな……人件費掛らないし(ボソッ」
局員「「「!!!!!」」」
ヘラクレス「ピピッ、心拍数ノ異常ヲ感知シマシタ、ドウシマシタカ?」

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