アポロ18

アポロ18

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20110419-01

予告編見て即見る事を決意した「アポロ18」

人類が40年間、月に行かなくなった本当の理由とは?
NASAが隠し続けた最後のアポロ計画


この胡散臭過ぎるあおりとかもうたまらんです。
映画の形式は食人族、ブレア・ウィッチ・プロジェクト、クローバー・フィールド、パラノーマル・アクティビティ、REC、フォースカインドあたりのドキュメンタリーっぽい体裁のフィクション、
いわゆるモキュメンタリーの一種になるのかな。
東京ではわずか2館のみ上映でプログラムは存在せず350円のプレスのみという小規模さもまた素敵。
原題もズバリ「Apollo 18」
何もかもが期待を高めてくれる、そんなわけで見てきました

以下ネタバレ レビュー

アメリカが威信を賭けた人類を月面へと送り込む「アポロ計画」
計6回の月面着陸に成功するもNASAは予算を理由にアポロ17号を最後に計画を打ち切り、
宇宙開発はスペースシャトルや宇宙ステーションへと移行していった・・・

しかしアポロ計画では17号以降も10回もの月探査が計画されておりアポロ18号、19号に至ってはロケット購入代金が支払い済みで乗組員の訓練も終了していたという。
にも関わらず計画は中止された。予算が理由?多くの者が疑問に思ったが真相は謎のままだった。
それから40年、インターネットの片隅で公式には存在しないはずだったアポロ18号が月面へ着陸したことを示す記録映像が発見された。
最後のアポロ計画で何が起きたのか、その真実が明らかになる―――

みたいなあらすじ。もうこれだけで見たい。しつこいけど見たくなる。

表向きは軍事目的の為に極秘とされたアポロ18号の搭乗員として白羽の矢が立った3名は

船長:ネイト・ウォーカー
着陸船操縦士:ベン・アンダーソン
司令船操縦士:ジョン・グレイ

モキュメンタリーだと低予算で作れるから無名俳優が起用されることが多いけどアポロ18の3名はテレビドラマなんかではかなりベテランの俳優だそうで。
ドラマだとギャラクティカとかスパナチュとか、映画だと沈黙の宿命やAVP2なんかの出演が有名なようです。

で、アポロ18乗組員に任命された3名の記録用インタビューが最初に出るんだけどホームパーティーでバーベキューしてる最中にその電話を受けたと言ってるんだが

何故かバーベキューしてる姿を撮影した映像もちょいちょい入る。

極秘プロジェクトの記録映像にそんなホームビデオ映像わざわざ入れるか!?という突っ込みどころで掴みはバッチリですよ。俺にとってはプラス要素!
まぁ映画は発見された記録映像を編集したーとかいう体裁なんで遺族からホームパーティーの映像を入手してとか言い訳は立つわけだが。

そんなこんなで3名を乗せたサターンVは無事発射成功、順調に月へと辿り着き司令船のジョンを残してネイトとベンは着陸船で月へと降り立つ。
13番目に月面を踏む感想は?とかノリノリで星条旗立てて記念撮影なんかしたり和やかな空気がこの後の惨劇を期待させてくれます。
早速極秘任務の本命である「国防総省 PSD5」と記載された謎マシーンを設置、彼らはソ連のミサイルを監視するための装置と説明されています。
お約束の月面の石を採取して1日目の活動は終了、意気揚々と着陸船へ帰還する二人。
ここで「編集した」という演出で船外活動中の記録カメラの映像が三段階ぐらいアップされてクレーター近くの石がアップになり・・・石がカタカタ動く
キター!と興奮するがまだ序章、80分ちょいとはいえテンションは後にとっておきましょう。
そうとは知らず着陸船へ帰還した二人は宇宙食で夕食を取りテープレコーダーにベンの息子がいたずらで吹き込んだメッセージを聞いて和んだりしつつ就寝。
就寝前にベンがハラペーニョ(唐辛子)を切ったあとに手を洗わずに小便してチンコがデンジャラスになったという身を削ったネタを披露してくれます。
しかし就寝後しばらくして謎の物音に気付き二人は起床、通信はできるものの通信機類にやたらノイズがかかりそれを聞いた司令船のジョンはヒューストンへ連絡し対処すると言う。

月面2日目、朝の身支度を整えていた二人は密閉して保管したはずの月面の石が床に散乱していることに気付き不審に思う。
依然としてノイズが強くヒューストンと連絡が取れないまま作戦に従い謎装置・PSD5を起動するが、なんと自分達以外の足跡を発見してしまう。
ありえないと思いながらも足跡を辿って行くと日の届かないクレーター付近でぐるぐると回っているような足跡を最後に見失ってしまう。
付近を探索するとそこにはあるはずのないソ連の月着陸船の姿が、しかし国旗は倒れ酸素や船の機能は生きているものの船内は荒らされ血痕が残っていた。
さらにベンがフラッシュを頼りに光の射さないのクレーター内を捜索するとそこには朽ち果てたソ連飛行士の遺体があった。
遺体の宇宙服の裂け目には何故か月の石が入っており二人はそのまま自分達の探査船へと帰還する。
ヒューストンへソ連船が自分達のわずか2kmしか離れていない地点に先に着陸していた事を知っていたのかと問い詰めるも国防総省へ連絡するとだけ返されベンは任務への不信感を募らせる。
就寝後、船外を記録していたカメラの映像に再び強いノイズが入り直後船体が揺れ、ベンは気付かず寝ていたがネイト船長はそれに気付いて起き出す。

翌日二人は船外の星条旗が無くなっているのを発見するが原因は謎のまま帰還の準備を始める。
しかし離陸秒読み段階になって船外のカメラが何者かに引き倒され船体が大きく揺れ異常が生じ、
離陸中止を余儀なくされた上に通信が出来なくなった事に気付いたネイト船長は船外へ出て修理活動を試みる。
すると着陸船周辺には明らかに人類以外の物と思われる足跡が多数残され付近には引き裂かれた星条旗が落ちていた。
アンテナの修理を行うネイト船長だが宇宙服の内部に異物を感じヘルメットの中になにかいると喚き振り返る、
そこで船内からカメラが捉えた映像はネイト船長のヘルメット内部を横切る虫のような「何か」だった。
異変を感じたベンはすぐに船外へ出て近くで倒れていたネイト船長を船内に連れ戻すが彼の左胸下に謎の出血傷と異物が内部にあることを発見、
摘出を試みるも傷口にあった黒い石のようのものは弾けるように飛び出し、ベンが床に落ちた石を確認しようとするとネイト船長はおもむろにハンマーで石を叩き壊すのだった。
ここで叩き壊された瞬間に石が明らかに悲鳴みたいな鳴き声を上げるもののヒューストンからの通信にそれどころじゃなくなる。
結局一方的に受信出来るだけで着陸船からの通信は届かず二人は途方に暮れる。
謎マシーン・PSD5の存在に疑問を感じ確認しに行くも既に装置は破壊され、周囲には着陸船の外と同じ謎の足跡が残されていた。
ヒューストンからの一方通行の通信は拾えるもののこちらからの声は届かず、ネイト船長の傷が化膿し始めてしまう。
この辺りからネイト船長の言動がおかしくなってきてクライマックスが始まります。

就寝中に目覚めたネイト船長は記録用カメラで自分を撮り謎のヘッドバンキングを披露した後に寝ているベンを無言で撮影し続けます。
ここの何かにとり憑かれたかのような異様な様子はパラノーマル・アクティビティで深夜就寝中に突然立ち上がって無言で恋人を見下ろすヒロインに通じる不気味さがあって意味はわからないけど良し。

しばらくベンの寝顔撮影を続ける宇宙ホモォ…ウィルス感染が疑われかねないネイト船長を映していた船内カメラのレンズを横切る影が、
それはまさにネイト船長のヘルメット内にいた虫にような「何か」でそれに気付いたのか振り返ってしばらくカメラのレンズを見つめたネイト船長は―――
突然「俺の死に様なんか撮らせんぞ!」と錯乱気味に船内のカメラをハンマーで叩きまくり一人スマブラ状態。
そんな惨状を知る由もない司令船のジョンは必死に月面の二人に通信を続けるも返事はなく「置き去りにさせないでくれ」と仲間思いな独り言を呟く。
一方月面のベンは船とネイト船長の状態を限界だと感じ残されたソ連の着陸船での脱出を決意し持てるだけの機密資料とネイト船長を連れて移動を開始。
ネイト船長はしきりに「奴らはどこにでもいる」「我々が来るのを待っていたんだ」「逃げられない」「ベン、私を置いてお前だけ行け」と繰り返し、
「俺から離れろ!」「何かに掴まれ」と叫んだ瞬間月面移動車両が横転してしまう。
横転中のカメラが捉えた映像は月面の石が甲殻類のように立ち上がるかのような映像だった。
ここのシーン、ネイト船長がハンドルを奪って車をひっくり返したようにも見えてベンに「(衝撃に備えて)掴まれ!」って言ってるみたいだから「奴ら」から逃げようとしてハンドル奪ったのかも?

起き上がったベンは付近のクレーター近くでネイト船長を見つけるが彼は「奴らが来る、俺を置いて君だけ脱出しろ」の一点張り。
ネイト船長が傷の悪化で錯乱したと思ったベンは説得しようとするがネイト船長は突然「何か」にクレーターの中に引きずり込まれてしまう。
慌てて追いかけたベンはソ連飛行士を発見した時の要領でフラッシュを焚き続けてネイト船長を捜索するがクレーター内部で足元から無数の蠢く虫のような「何か」が出現し恐怖に駆られ逃げ出す。
ここでベンがソ連着陸船まで猛ダッシュするシーンがあるんだけどなんか普通にドカドカ走ってるみたいで笑えてしまう。
月面ってこんな走れるのかな?重力的に。
あと「何か」が地中から出てくる時に鳴き声とカサカサした音が聞こえるんだけど観客はベンの無線を音として聞いているわけだからこれってネイト船長の宇宙服内部に・・・

なんとかソ連着陸船に辿り着いたベンは生きていた通信機器を使って地球へ連絡、
ロシア経由で国防総省に繋がるが彼らの判断はベンも汚染されたと判断し月に置き去りにするというものだった。
絶望して録音した息子の声を繰り返し聞くベンだったがここでナイスガイ・ジョンの通信が入る。
ベンを見捨てようとしないジョンはソ連着陸船で離陸し、ドッキングは不可能なので宇宙遊泳で司令船へと移るプランを提案。
藁にもすがる思いでソ連着陸船を飛ばす準備を始め秒読みを開始するベンだが最初の離陸時と同じく船体に衝撃が、
しかし今度船を揺らしたのは「奴ら」にさらわれたはずのネイト船長だった。
常軌を逸した表情で中に入れろと先ほどとは正反対の態度を取るネイト船長にそれはできないと告げるベン。
するとネイト船長は例のハンマーで再びスマブラごっこを始め船の窓をガンガンぶっ叩き始める。
しばらく無双乱舞するがその程度では宇宙船の窓は割れず、大人しくなったと思ったネイト船長が顔を上げると―――

ネイト船長の顔を覆い尽くして宇宙服内部を這い回る無数の「奴ら」の姿が・・・

そのまま立ち尽くし横を向いたかと思った瞬間「何か」がネイト船長のヘルメットを突き破って着陸船の窓に血飛沫が飛び散る。
そのままネイト船長は倒れ何かに引きずられるように視界から消え錯乱状態になるベン。
ジョンの呼びかけでベンは正気を取り戻し離陸するが国防総省から司令船のジョンに汚染されたベンを見捨てろと命令が下される。
応じなければジョンも帰還させないと半ば脅迫されるが「くそったれ!」と返事をしベンに家へ帰ろうと呼びかけ続けるイケメンジョン。良い奴過ぎる・・・
上昇中のベンもそれに応えるが無重力環境で床に落ちていた物が浮かび上がってくる、

床に落ちていた無数の月の石が。


鳴き声と共に石は「奴ら」へと姿を変えベンに襲いかかる。
ベンの悲鳴を聞いたジョンは呼びかけるが悲鳴しか返事は無くソ連着陸船はランデブーポイントへ接近しても減速すること無くそのまま司令船へ――――――

エンディングではアポロ18号3人の乗組員がそれぞれ別の任地で飛行中の事故により死亡、遺体は発見できていないという公式記録が表示される。
ケネディ大統領の宇宙開発演説をBGMにアポロ18号の犠牲者3名の出発前の記念写真で映画は幕を閉じる・・・

というわけで幻のアポロ18号乗組員達は月に住む謎の宇宙生物によって帰らぬ人となってしまいましたとさという話でした。
本作の主役である所の宇宙生物、わかっていることは

・普段は月の石に擬態している
船外活動の記録映像やネイト船長の体内から摘出された際に飛び出したことから石の状態でも多少動いたりはできる様子。

・節足動物に近い姿
サソリだかクモだかフェイスハガーみたいなシルエット(あまりハッキリ映らない
サイズは人間の掌よりちょっと大きい程度だが石擬態時はそれより小さくなっている印象がある。

・酸素の有無は関係無し?
月面はもちろん宇宙船内でも活動していたことからその辺は関係無いらしい。
すごい生物である。

・巣は光の射さない超低温のクレーター内部の地中?
ソ連飛行士の遺体発見現場やネイト船長が引きずり込まれたのはクレーターの中、
更にベンがクレーター内部で地中からうじゃうじゃ出てくるのを目撃している。

・群れで生活している?
クレーター内部からの出現時やネイト船長とベンを襲った際には複数の個体で活動していた。
女王のような統率者がいるかは不明。

・人間の体内に侵入する

攻撃なのか捕食なのか不明、ソ連飛行士は食い散らかされてなかったから前者?
ソ連飛行士は宇宙服が破れておりネイト船長は一個体に体内に侵入されベンが摘出している。
最悪なのはベンでラストシーンでのソ連着陸船での脱出中に少なくとも10体以上の個体に襲われ「俺の中から出ていけ!」と苦しみもがくシーンがある。
絶叫するネイトの表情とやたらブレるカメラのせいで詳細な状況は不明だがハムナプトラのスカラベみたいな感じだろうか。
あのスカラベも嫌だが「奴ら」はスカラベよりもサイズがデカイのでゾッとする限りである。
あとネイト船長が人が変わったようにソ連着陸船を攻撃していたのは寄生されて操られていたのか、ただの錯乱だったのかは不明。

・電波でコミュニケーション?
音の伝わらない真空の環境で生活している点と彼らが活動していると思われる瞬間に通信障害や映像にノイズが入る点から。
劇中でベン達が国防総省はアポロ17号までのミッションで「奴ら」の存在に気付き、
謎マシーン・PSD5は「奴ら」を呼び寄せる装置で自分達は実験台なのではと推理していたが真相は不明。

・何故襲ってきたのか?

17号までの月面着陸で「奴ら」が飛行士を襲わなかったのは単に生息圏から離れていたからか?それともベンの推理通りPSD5が「奴ら」を刺激してしまったのか?
人がいなくても設置した国旗や月面移動車両、PSD5を破壊しようとした点から縄張りへの侵入者に対する攻撃だった可能性も考えられる。
少なくともソ連飛行士が襲われたりソ連国旗が引き裂かれたのはPSD5設置前だったと思われるのでこの謎マシーンだけが原因とは考えにくい。

・既に"侵略"は始まっている可能性

エンディングのナレーションで「地球に持ち帰られた月の石は多数が友好国へと贈られたが、その多くが紛失、盗難されている」と語られている。
紛失、盗難されたと思っているのは人類だけで、月の石達は自らの足で持ち主の元を去ったか、あるいは持ち主の体内にいるのかもしれない・・・

・そもそもなんなのこいつら?
月の原生生物なのか、はたまた異星人の生物兵器か、大体食い物どーなってるのとか!
呼吸してないのとか!無重力でその形に進化するのはどーなのとか!そんな科学的な考証してたらこの手の映画は楽しめないので深く考えない。

道端の石ころが実はフェイスハガーみたいなクリーチャーになって襲いかかってきて体内に侵入されるかもしれない!
そんな夢と希望を抱かせてくれる素敵映画「アポロ18」、非常に満足できました、ごっつぁんです。

20120419-02

ダークサイドムーンの事もあるしインセクトロンの一種って説はどうですかね。
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