file-10「反撃」
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管理局X-FILE seasonⅡ

file-10「反撃」



追い詰められた"私"達を助けたのは別働隊のなのは達だった。
蟲と同じくロストロギアに再現された巨大爬虫類達を味方につけ形勢逆転する一行。
圧倒的な戦力差の前に追い詰められた支部長だが……


管理局X-FILE seasonⅡ file-10「反撃」



ゴオオォォォォォパチッパチッ
私「とりあえず助かったが……彼らはどこから?」
ユーノ「結界で作られた位相差空間のような場所に閉じ込められていたようです」
部長「…………万が一も無いようにプログラムをいじっておいたはずなんだがなぁ」
局員「さぁ無駄な抵抗はやめて神妙にお縄にって誰あれ!?バクスター博士!?」
クロノ「この事件の首謀者、ここの『支部長だった者』だ」
局員「スプリンター先生どうすれば!…え?あれ部長なんデスカ?」
部長「……誰かと思ったら炉を壊してフロアを一つ消してくれた低脳どもじゃないか」
エイミィ「はぁ……そんな事したの君達」
局員「俺悪くないモン!ちゃんと言ったんですよ耐久稼働時間過ぎてますって!」
局員「強行に動かしておいて事故が起きたら俺らのせいッスよ!なんて嫌な時代!」
局員「そして放逐された所を艦長に拾われて現在に至ると、3行でわかる俺達の経歴!」
部長「フン、相変わらずレベルの低い会話しかできんようだな」
私「お喋りとは随分と悠長な事だが……そろそろ終わりにしていいかな?」
ジャキッ




私「この距離ではまず外さない、巣を守る蟲にすがるか?最も巣は消えるがな」
部長「おっと気の早い事だ、慌てるナントカは貰いが少ないと言うぞ?」
奴の態度……まだ軽口を叩くだけの余力があるのか……?
ユーノ「寄生蟲はデリケートな条件下でしか活動、繁殖ができません」
部長「……何?」
突然ユーノ君が話し出す。
ユーノ「特に一定の気温は必須条件です、しかし彼らではその条件を満たせない」
青い爬虫類「ギ・・ゲギャ!ゲ?(うわまっず!食えたもんじゃねぇなこりゃ!え?何?)」
ユーノ「体温が安定しない変温動物の体内では活動できない、違いますか?」
確かにあの爬虫類達に寄生させれば強力な兵隊にできるだろう。
だがそれをせずしかもわざわざ隔離までしていたのはそういう事か……
私「どうやら蟲は万能、最強であるなどと貴様の話術に乗せられていたようだな」
考えてみればもっともだ、無敵であるならばとうの昔に生態系の頂点に立っていただろう。
ユーノ「強靭な鱗を持つ冷血動物、蟲にとっての天敵だから隔離したんですね」





部長「ッハハハハハハハ素晴らしいね君!よくこの短時間でそこに至った!優秀じゃないか!」
ユーノ「……誉められても嬉しくないな」
部長「これはまた嫌われたものだ。だがご察しの通りさ、何から何まで正解だよ」
自分と同じ考えに至る頭脳との会話を楽しんでいるかのような喜色に満ちた声。

部長「何しろ未知の技術だ、我々のプログラムを介入させるには長い調整時間が必要でね」
そして―――絶対の優位を確信している声……私の第6感が危険を告げる。

部長「トカゲ共を隔離することを優先したせいで重要な機能を一つ殺していたのさ」
いけない、奴にこれ異常時間を与えては―――!

私「御託はもういい!これで―――」
部長「やれ!」
研究員「システム再起動!」
キイイイイイイイイイイイイイイイイン




いつの間に来たのか、後ろに控えていたあの蟲化した研究員が手元の装置に手をかける。
あれは……球状のロストロギアを小型の機械にはめ込んでいるようだ。
キイイイイイイイイイイイイイイイン
デバイス<Burst Blast>
……………………
私「っ!?」
魔法が発動しない……いや正確には形になる前に拡散しているような感触、これは―――
エイミィ「あ!これって!?」
クロノ「魔力の拡散現象……!」
なのは「どういう事!?クロノ君!」
クロノ「魔力が収束できないんだ!以前も儀式魔法でようやく封印できた……!」
部長「そう、ロストロギア特有の能力なのかこの環境特有の現象かはわからないがね」
あの余裕を感じさせる態度はこれがあったからか……!
それを感じていながら即座に対応できなかった自分の無能さに怒りと後悔が浮かぶ。




局員「魔法が使えない状況下でも我々には切り札がある!ゆけ!ダイボウケン!」
青「ゲギャギョガー!(旦那!株を上げるチャンスッスよ!)」
巨大爬虫類「■■■■■ーーーーーー!」
私「さて、時間も十分稼げたかな」
大角蟲「ゴアアアアアアアアアアアアア!」
ドゴオオオオオオン!
局員「森の王者っぽいの出てきた!?いかんしかもちょっとカッコイイぞあれ!」
青「ゲギョガ!?(バんなそカな!旦那と互角に押し合っている!?)」
シュルシュルシュル……
私「だがお前にも兵はいない、膠着状態のままでどうするつもりだ?」
シュルシュルシュル……
部長「確かに『兵』は皆潰されてしまったがね……だが」
シュルシュルシュル……
■「……!(ガバッ」
ビシュルルルルルルルルルルルル!




なのは「きゃあああああ!?」
ユーノ「うわぁ!?」
私「何っ!」
突然足元を何かにすくわれたと思った次の瞬間には全員空中へ引き上げられていた。
シュルルルルルルルルル
■「……っ!(ババババババ」
ブチッ―――ドサッ
私「がはっ!っはぁ……今のは!」
人型端末の攻撃で私の足を捕らえていた『糸』は切れたが他の者は天井まで引き上げられた。
巣作蟲「キシュシュシュシュシュシュ……」
部長「だが……作業要員も使い方次第では優秀なソルジャーになるものだよ!」
エイミィ「ゴキブリとかクモとかもうイヤー!」
局員「逆さ吊りは血が上る……」



シグナム「レヴァンティン!叩き斬…」
巣作蟲「キシュア!(シュルルルルルルル」
シグナム「うぐっ!」
はやて「シグナム!」
局員「シグナムさんがきつく縛られて!?いや今のは状況説明であってやましい感想は何も!」
エイミィ「誰もそんなこと聞いてない!」
巣作蟲「キシュシュシュシュシュシュ!(シュルルルルルルル」
クロノ「クッ!糸が増えて……身動きが……!」
ヴィータ「ちっくしょー離せこんにゃろー!」
部長「彼は卵を保護する巣を作り産まれた子に餌を与えるのが仕事でね」
局員「それとっても嫌なヨカーン!」
部長「ッハハハハハハハ!それとも君達に代わりの兵になってもらおうかな!?」
私「クソッ、魔法がまともに使えなくても……何か、何か方法があるはずだ……!」
■「……!(ギュッ」


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