file-9「生命」
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管理局X-FILE seasonⅡ

file-9「生命」





"私"に暴き立てられ本性を見せる第七研究所支部長。
彼は異常なまでの探求心に駆られ寄生蟲を甦らせ繁殖させようとしていた。
魔力も残り少なく本陣とも言える蟲の巣を目前に何も出来ない私達。

一方で蟲達の攻撃に窮地に陥るが人型端末の活躍で九死に一生を得たユーノ達。
ロストロギアを持ち逃走した研究員を追跡しようとした矢先に再び異変が起こる―――



管理局X-FILE seasonⅡ file-9「生命」



ブォォォォォォォンッガキンッ
刃羽蟲「キシャアアアアアアアア!」
シグナム「マズイな、押されている」
ヴィータ「倒しても倒しても減らねーし!」
はやて「むしろ増えてきてる勢いやな~……」
確かに倒すペースが増援のペースよりも落ちてきている。
しかし何故奴は無事でいられるんだ……見たところ蟲に寄生された様子はない。
奴が蟲の味方をしているからといって連中がそれを理解しているはずもない。
部長「何故、私が攻撃されないのか。と言いたそうだね」
攻撃が止むと耳障りな羽音の群れの中から支部長が語りかけてくる。
私「……」
部長「彼らはどうやって仲間を識別していると思う?見た目?匂い?
   違うな、何故なら彼らは目的別に全く別種とも言える形態になるからだ
   にもかかわらず同種族を判別できている、面白いとは思わないかね?」





部長「魔力は大なり小なり生物に等しく存在する、だがそれを利用する生物は極僅かだ。
   人間を除けば数えるほどしか存在しない……だが彼らはその内の一つなのだよ!」
私「どういう事だ……」
部長「無論我々のように複雑な式を組んだり生活に応用するわけではない。
   最も単純かつ重要な事に魔力を使っているのさ!識別にね!」
クロノ「魔力で識別って……個人ならともかくこんな量を識別できるはずが!」
部長「そう魔力の特徴は千差万別、百人に百色の魔力光があるようにね、
   だが彼らは等しく同じ波長の魔力を持つのさ!これは奇跡としか言い様が無いよ!」
私「なるほど…群れ全体で一つの魔力を共有しているのか……」
部長「私は培養した蟲が生まれてから成体になるまで自分の魔力を与えて育てた。
   そしてこの群れはその一匹から派生した、これの意味する事がわかるかね?」
私「この蟲達は……お前と同じ魔力性質を持っている……!」
部長「ご明察!つまり私は彼らに家族として認識されているのだよ!なぁ!?」
狂喜の笑みを浮かべながら近くにいる蟲を撫でる支部長。筋金入りの狂気だな……





部長「私の見た事感じた事は全て共有される、より君達に有効な兵を産み出すためにね!」
リンディ「……いくら魔力の性質を同じくするからといってそんな事が可能なのかしら?」
部長「ククククそれだけならね、だが言っただろう?既に私は彼らの家族だと」
ビシッ

部長「生憎と私はいつまでも非力でつまらん存在でいる気は無くてね」
メキッベキバキベキョッ

部長「人の頭脳を持ち、彼らと同じ存在になる……これは歴史の新たな前進だよ!」
はやて「あ……あ……!」
私「やはり貴様既に……!」

バリバリバリバリッ

部長「私ノ頭脳ト彼ラノ生命力ガアレバ生態系ハ数万年ブリニ新タナ頂点ヲ迎エル!」




クロノ「寄生されていたのか!?」
部長「話ハ最後マデ聞ケト言ッタダロウ?」
パリパリパリバキッバサァッブォォォォォォン
はやて「羽が……!」
部長「あ、あーんん!声帯はやはりこちらの方が話し易いな、彼らの物は単純で声が出辛い」
私「変異をコントロールしているのか…化け物め……!」
部長「彼らには導く存在が必要だと言ったはずだ、私自身を失ってしまっては意味が無い」
リンディ「どうしてそんなに都合よく……」
部長「変異とは彼らが宿主のリンカーコアを自分の魔力性質に変える事で起きる、
   その結果魔力を媒介に神経、脳髄まで支配し操り人形ができるわけさ」
私「あの研究員は実験台か……」
部長「アレは結果として成功したさ、自我を残したまま変異できたからね」
私「それで次は自分と言うわけか」
部長「私の場合は変えるも何も元々同じ魔力性質だからね。寄生ではなく共存、融合だよ!」






部長「さて、お喋りはここまでだ。君達のおかげで優秀な兵を作る事も出来た、感謝するよ」
私「そうだな、お前の妄言も聞き飽きた。そろそろ片をつけさせてもらおう」
部長「クッハハハハハ!強がりはよしたまえ。魔力も尽きかけ攻撃は通らず、どうする?」
私「くっ……!」
部長「だが数で押しても埒が明かないのも確かだな……ならばこんなのはどうだろう?」
ズリュ…ズリュリュリュリュ……
砲台蟲「ギチギチギチギチギチギチ」
巣の中でも一際大きな卵から巨大な蟲が産まれる。
部長「まだ試作品だがね、我々の魔術体系を組み込んでみたんだ。つまり……」
砲台蟲「キイイイイイイイイイイイイイイイイイ!」
ドオオオオオオオオ……ドゴオオオオオン!
部長「おやおや目測がズレたか。まぁ産まれてすぐでは仕方ないなクククク」
クロノ「魔力を攻撃に使えるのか……!」
部長「さぁそろそろ目も慣れただろう、次は外すんじゃないぞ?」
砲台蟲「キイイイイイイイイイイイイイイイイ!」





まずいな……今の攻撃、少なく見積もっても大型魔力砲並の威力はあるだろう。
こちらにあれを凌げるだけの結界を作る余力は残っていない、万事休すか……!
シグナム「ヴィータ!主だけでも連れて逃げろ!」
はやて「あかんよシグナム。そういうんは無しって約束したやろ?」
ヴィータ「どんな事があっても皆一緒、だよな!」
リンディ「アースラの皆だけでも脱出してくれれば……!」
部長「さらばだ諸君!君達の事は新たな歴史の最初の証人として未来永劫語り継ごう!」
砲台蟲「キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!」
ドオオオオオオオオ!
私「これまでか……!」
???「バスタァーーーーー!」
???「■■■■■■ーーーーー!」
ドガッズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
私「!?」





突如我々の背後の壁を突き破って放たれた光は―――
ドオオオオオオオオオオオオ……ドガァァァァァァァァン!
砲台蟲「ギシャアアアアアアアアアアアアアア!……キイィィィィィ……」
相手の砲撃をも巻き込んで巨大蟲を沈黙させた。
私「……何が起きたんだ……?」
刃羽蟲「ギシャアアアアアアアアアアア!」
私「!?、しまっ…!」
ズドドドドドドドドド
刃羽蟲「ギイイイイイイイイィィィ!?」
私を救った黒い嵐―――それは、あのアースラで、幾度と無く私に向けられた――――
■「………(フリフリ」
なのは「お待たせ皆!」
局員「貴様らの悪事もそこまでだ!時空管理局推参!うっわ今のすっげー録音したい!」
巨大爬虫類「■■■■■ーーーーーー!」
青い爬虫類「ゲギャギャギョ!(蟲の分際で旦那のシマ荒らしてんじゃねぇぞオラァー!)」



ユーノ「間に合った!皆無事ですか!?」
私「あ、あぁ……」
アースラで何度も私を襲った攻撃に救われた―――事よりも驚くべき光景が広がっている。
何だあの巨大生物は……?そしてあの人型端末は何故頭に変な物をつけているんだ……?
部長「何故奴らが……!結界はどうなっているんだ!構わん!全て殺せ!」
刃羽蟲「ギシャアアアアアアアアアアアアア!」
局員「怯むな!我らには戦女神がついておられる!」
巨大「■■■■■ーーーーーー!(我らが女神の為に!)」
青「ゲギャギャギョガ!(権力には従うのが家訓です!)」
青「ギギャゲギャ!(表出ろやああああー!)」
ブォォォォンドオオオオンガキンッドガガガガ
ユーノ「今の内に重傷の人から回復を!」
私「エイミィさん、これは……」
エイミィ「えぇと……長いようでくだらない話なんですけど……」
局員「回想入ります!」




>ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
>局員「今度はなんだよコンチクショー!」
ズドガアアアアアアアン!
巨大「■■■■■ーーーーーー!(ネコミミはいねがー!)」
青「ゲギャギャギョゲガ!(どこまで行っても同じ所で……やっと出られましたね旦那!)」
青「ギャギゲギギョガ!(んー?おいおい見ろよ哺乳類がいるぜ!」
青「ギャギゲゲガ!(しかもいつかどっかで見たような面……あ!お前ら!)」
局員「ゲッ!こいつら!」
■「…………?」
フェイト「知ってるんですか……?」
ユーノ「ロストロギアに記憶されていた生物達だよ、特に大きいのは強い……!」
青「ゲヨゲガガギゲ!(ここで会ったが一億と二千年目!今度は不覚は取らないぜ!)」
巨大「■■■■■ーーーーーー!(ネコミミはここにもいないのか!)」




局員「争いは何も生まないとまだ理解できないか爬虫類!」
青「ギャギャギゲガ!(黙れ!貴様らに受けた屈辱忘れられる物ではない!)」
アルフ「なんでこいつら会話できてんの?」
フェイト「うん、なんでだろう……?」
局員「わからずやめ!ならばこの神聖な存在を見ろ!」
■「…………」
青「ゲギョゲ?(哺乳類の子供がなんだっつーんだ?)」
局員「オプションパーツ装備!」
■「……?(ポフッ」
アルフ「あれ?あたしと似たような耳になった」
エイミィ「……自分が見たいだけでしょそれ!ふざけてる場合じゃ」
巨大「■■■……(忠誠を誓おう)」
青「ギョゲガー!?(ええええええええええええええ!?)」





巨大「■■■、■■(一つに固執する余り視野が狭かったようだ……イヌミミも有り!)」
局員「しかもダックスフンド系の垂れた感じ!これはもう種族を超えて感動!」
ユーノ「えーと……?」
エイミィ「とりあえずくだらない事で合意したんじゃないかな……」
なのは「う……ん……」
フェイト「あ、なのは!目が覚めた?」
なのは「フェイトちゃん?私なんで……」
青「ギギャゲ!(旦那!いつからそんな丸くなっちまったんですか!)」
青「ギャゲー!(アンタがやらねぇってんなら俺達がー!)」
なのは「!?(キュピーン)レイジングハート!」
RH<Accel Shooter>
スドガドゲドガッ
青「ゲ……ゲギギャ……」
青「ゲギャ(やっぱ俺らは旦那の意見について行きますよ)」
青「ギゲッ!(姉御と呼ばせてください!)」



局員「さて同志は得られたけどさっきのショッカー怪人には逃げられちゃいましたね」
■「……!(ビクッ」
ユーノ「今度は僕にもわかる……ジャミングが弱まっているんだ!」
エイミィ「何!?どうしたの!?」
なのは「上の方で……大きな魔力を感じました」
フェイト「皆が戦ってるのかも!」
■「……(モソモソ」
局員「おぉ!?そんな高いところ登っちゃ危ないよー」
■「……!……!(グイグイ」
巨大「■■■■■ーーーーーー!(仰せのままに!)」
バサァッ
ユーノ「うわっちょっと!飛ぶ気だ!皆掴まって!」
青「ゲギャギ!(なんだかわからんが流されるままに生きるのが俺達流!)」
バササッドゴッドゴッドゴオオオオオン!






局員「……で各階を壊しながら上がって来たら壁の向こうから凄い魔力の放出を感じて」
エイミィ「なのはちゃんとあの巨大恐竜?が一発お見舞いして今に至るという次第で……」
私「……傷は癒えたが頭痛が……」
■「……!(ズドドドドドドド」
巨大「■■■■■ーーーーーー!(私が生きる意味を見つけたー!)」
なのは「もう一発!ディバイン―――バスタァー!」
ドゴオオオオオオオオオオン!
刃羽蟲「ギ・・・キキィ……」
砲台蟲「キィィィィィ……」
部長「……………………!」
局員「逆転劇しか見えてこない展開!皆でええ感じに快感!MIN・EI・KA!」
クロノ「お前達は何もしてないだろう!」
リンディ「ふふ、いつもの調子に戻ってきたわね」
私「とにかく、形勢は逆転したようだな」
部長「貴様ら……!」


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