file-8「実験」
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管理局X-FILE seasonⅡ

file-8「実験」





徐々に強力になり激しさを増す蟲達の攻撃に応戦しながら上層階を目指す"私"達。
一方で隊長達と合流するために下層階を目指したユーノ達だが入れ違いになってしまう。
それに気付かず人型端末が感知した「何か」を確かめるために先へ進んでいく一行。
戦闘の中で私が感じた違和感、それが確信に変わった時……事件の全貌が見え始めた―――



管理局X-FILE seasonⅡ file-8「実験」



部長「……つまり私が裏で糸を引いていると?」
私「何故あの研究員は私達の前で変異したんでしょう?偶然?にしては出来過ぎた点が多い」

思えば初めからおかしかった、実験装置の操作を任されるほどの人間ならいつでもできたはず。
我々がいる前で造反するのはリスクが大き過ぎる、あれではまるでデモンストレーションだ。

私「施設の責任者に隠してどこかで巨大な蟲の巣を作る事など可能でしょうか?」

増築するほど空間に困っている研究所で一つでも用途不明のスペースがあっていいはずがない。

私「あなたはわざと私達の前で実験を行ったんだ、全てを彼の仕業だと思わせるために!」
部長「……参ったな、こんなに早く疑われるなら腕の一本でも落としておくべきだったかな」




クロノ「やはり……あなたが……!」
部長「さっき言っただろう?実験室は一つじゃないと……」
私「何が言いたい……」
部長「この!第七研究所支部その物が!私の実験室なのだよ!」
はやて「それって……!」
私「蟲に支配された研究員や管理局の人間達も貴様の実験台にされたと言うのか!」
部長「そんな物はどうでもいいさ。私は彼ら…蟲達の適応力を確かめたかったんだよ」
リンディ「あなた……自分が何をしているかわかっているの!?」
部長「もちろんだともリンディ提督。探求心というのはね、理屈じゃないのだよ!」
私「貴様っ!」
ブオォォォォォォォンギンッ!
私「クッ!いつの間にか増えて……!」
刃羽蟲「キシャアアアアアアア!」
部長「やれやれ……人の話は最後まで聞きたまえよ」




部長「私が兵器として注目していた寄生蟲は生息数の激減と共にサンプルの入手も困難だった。
   そこへ管理局によるあの殲滅作戦、いやぁ参ったねまさか絶滅させるだなんて!
   よく思い切ったものだと感心したがね、君達の被害だって小さくなかっただろう?」
私「…………っ!」
作戦中、蟲に寄生され人ではなくなった同僚を何人も手にかけた記憶が甦る。
部長「兵器開発は厳しく規制される平和なご時世だ、当然需要も無い研究だったよ。
   社にも隠して研究していたせいで成果の上がらない私は出向名目のお払い箱さ。
   だがアレを解析する内に寄生蟲の生息していた環境を見つけた時は震えたよ!」
リンディ「管理局も家計が厳しいからって投資を何でも受け入れてしまうのは問題ね……」
部長「サンプルを入手し、生態を解析し彼らを理解した私は実際にその力を目の当たりにした。
   兵器利用等と考えていた自分の愚かさに気付いたよ!そんな枠に収まる存在じゃあない!
   私は彼らを甦らせ今度こそ生態系の頂点に立ち昇らせて見せよう!」
クロノ「っ……狂ってる……!」





部長「狂っているか……では君達に問おう。時空管理局、大儀な名前じゃないか。
   時空とは何を差す?我々人間が都合よく生きられる環境を時空と呼んでいるのさ。
   人間という種に都合の悪い、また危険な種を淘汰する事を管理と呼んでいるのさ!」
私「確かに、所詮我々は人という種を守るために存在している。正義を語るつもりは無い」
クロノ「だからって!お前に関係無い人々を犠牲にしていい権利なんか無い!」
部長「そうさ私は人間という種の裏切り者だよ、だが同時に君達にも私を止める権利など無い。
   結局はお互いのエゴさ!私は蟲達のために!君達は同種のために!」
私「貴様が蟲に魅せられた狂信者だと言う事はわかった、だがそれももう終わりだ」
部長「だが彼らは悲しい事に見境無く縄張りを広げようとする……
   それでは他の種に畏怖され殲滅されるのも当然だ、彼らを導く存在が必要なのだよ!」
私「蟲の王でも気取るつもりか……!」
部長「とんでもない、私はあくまで彼らの手助けをするだけさ。決定権は彼らにある。
   そして……ここから全てが始まる!」
ガコン、ゴンゴウンゴウンゴウン……




ゴゴン
はやて「な……何なん……これ……」
シグナム「これは……!」
私「寄生蟲の巣……!」
見た事も無いほど巨大だ、様々な卵の並ぶ中を大小の母蟲が世話しなく飛びまわっている。
リンディ「おかしいわね……何故密林化したこの施設で機械の扉が稼働するのかしら?」
部長「範囲の設定が可能なら影響の及ばないデッドスポットを作る事も可能なのさ」
既にロストロギアも解析済みというわけか……
私「少々余裕が過ぎないか?魔力を消耗したと言ってもまだ尽きたわけではない!」
デバイス<Burst Blast>
ドオオオオオオオオオオオオオオオオォ…ギィィィイィィィン!
私「っ!?」
盾蟲「ギチギチギチギチギチギチ」
部長「凄いだろう?彼らの外骨格は魔力を反射するんだ、これも君達のおかげだよ!」
これまでの戦い……最も間近で見ていた奴からすれば我々への対策は万全か……!






■「……!(ピッ」
ユーノ「ここ……みたいだね」
エイミィ「ただの土壁みたいだけど?」
局員「こうクルッと回転する忍者屋敷的な何かがあったりするんじゃ…」
アルフ「そりゃっ!」
ドガッ!ガラガラガラガラガラ……
局員「一声掛けてくださいよ!頭上を鉄拳が通り過ぎるスリルあなたにわかりますか!?」
アルフ「うるさいねー通れるんだからいいじゃないか」
フェイト「待って!凄く強い魔力を感じる……!」
ユーノ「ジャミングがあってもここまで近づくと流石にわかるね……」
エイミィ「ちょっと待っててモバイルで計測……ビンゴ!ロストロギアの魔力だよ!」
局員「何でロストロギアってわかるんですか?」
エイミィ「同じ波長が記録されてるから、これって以前君達とクロノ君が回収した物だよ」
局員「はて、我々の武勇伝は数多過ぎてそれだけでは判別できませんな!」
エイミィ「う・る・さ・い!」




ブ~ン
ユーノ「皆気をつけて……蟲もこっちに気がついたみたい」
局員「HAHAHAぶんぶん言ってる虫はやられ役って相場が決まって」
ブォンッスパンドドオン……
刃羽蟲「キシャアアアアアアア!」
局員「決まってるってこいつが先週飲み会で言ってました!マジマジ!」
局員「最悪だなお前!誰が酒の席でそんな局地的な話するか!」
エイミィ「騒いだら余計見つかっちゃうでしょー!」
フェイト「もう遅いみたい……」
ブブブブブブブブブブブブ
アルフ「あんた達後でパンチね」
局員「生き延びられたらいくらでもハイ」
ガサガサガサ
ユーノ「まだ何か来る……!」
研究員「オヤ……ネズミガ紛レ込ンダカ」





フェイト「喋った!?」
ユーノ「まだ意識があるんですか!?僕達は…」
研究員「マダ微調整ガ終ワッテイナイ、イレギュラーハ消セ」
刃羽蟲「キシャア!」
局員「わかりやすく敵じゃないですか!」
ユーノ「そんな……意識のある傀儡蟲なんて……!」
エイミィ「向かってくるよ!」
ユーノ「ラウンドシールド!」
ガギンッ!
アルフ「えっ!?」
ユーノ「結界に……亀裂が!」
局員「安全地帯の崩壊!?これがあるから俺ら余裕こいていられたのにー!?」
ユーノ「これじゃすぐに破られちゃう!皆逃げる準備を!」
フェイト「ダメ!後ろも囲まれてる……!」
研究員「邪魔者ハ細切レニナルガイイ!」




ブォォォォォンッガキンッピキッパキパキパキ…
ユーノ「もう……!」
局員「もうダメだー!せめて春からのアニメ50本見てから死にたかったー!」
局員「いやそれ逆に成仏できない!」
アルフ「フェイト!」
フェイト「いける所まで……やってみる!」
バキィィィィン
刃羽蟲「ギシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
局員「チクショー!ヤケクソの火炎放し…」
ズドドドドドドドドドドドドドド
……
ユーノ「……え?」
フェイト「何が……」
局員「せめて積みゲーを半分でも……ん?」
エイミィ「今……この子が……」




刃羽蟲「ギ、ギシャ、シャアアアア……!(バタバタ」
目を開けると刃羽蟲達が無数の針で昆虫標本のように壁に磔になっている。
エイミィ「今この子の服からババババーって!それで蟲がグサグサって!」
局員「エイミィさんが壊れた!?」
エイミィ「ちっがーう!そうじゃなくて今この子が助けてくれたの!」
ユーノ「そ、そうなの?」
■「……(コクン」
フェイト「ありがとう、皆の命の恩人だよ(ナデナデ」
■「~♪」
研究員「ナ、ナンダ今ノハ……!クソッ!(ダッ」
エイミィ「そいつがロストロギアを持ってるみたい!」
局員「勝ち空気で強気になる俺達!オラオラ待たんかいショッカー怪人!」
ユーノ「っ!、装置からロストロギアが外されて結界が一部弱くなってる……」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
局員「今度はなんだよコンチクショー!」

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