file-43「メカは趣味に走ってなんぼ」

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管理局X-FILE seasonⅣ

file-43「メカは趣味に走ってなんぼ」









前回の管理局X-FILEは―――




機関長「ナビ子!MCMアンテナ展開!」
ナビ子「Magic Counter Measures, on‐line」
ザフィーラ(!、まずい!一ヶ所を集中的に崩す気だ!)
シャマル(何でわざわざ私の方向なのーーー!?)

局員「!?、まだ誰かいたの―――あ」
娘「あ」

なのは「あれ?」
フェイト「止まった……?」

~小さなお子様の手の届かないところに以下略コーナー③~
■「……!……!(グイグイ」
エイミィ「袋が開かないって?うーん……残念なお知らせだけどこれは食べ物じゃないのよね」
■「!?(ガーン」









市街地に突如現れた巨大亀、みたいなメカ。
クロノ達は結界で封じ込めようとするが謎の技術で打ち破られてしまう。
転移を阻害されない場所まで移動しようとする船長達、だがその先には逃げ惑う市民がいた!
大混乱の中、想定される最悪の事態に―――

ナビ子<はいはい小さいお子様とお年寄りを優先させてくださいねー>
警官「署長!ここはもう避難が完了しました!我々も急ぎましょう!」
署長「くそおおお好き放題しおってええええ!放せ!放せーーーーー!(バタン、ピーポーピーポー」

クロノ「二人とも!さっきのはどういう……これはどうなっているんだ?」
フェイト「どうなってるんだろう……?」

―――はならなかった。





管理局X-FILE SeasonⅣ file-43「メカは趣味に走ってなんぼ」








《ザワザワザワ》
局員「ふはははは見たまえ!人がゴミのようだ!」
局員「それは高い所から見下ろしたシチュで言うセリフだろ」
局員「今の俺達だとそのゴミの一部ってことになるぞ」
娘「すごい人だかり……全然進まないねー」
ヘラクレス「アノカメ、イエめかガ動ク気配ハアリマセンガコノママデハコチラモ動ケマセンネ」
局員「よし、路地裏から回り道だ!」
娘「道に迷ったりしないかなぁ」
局員「大丈夫大丈夫、蟲軍団から逃げる時に散々走り回りましたから!」
局員「言うなれば路地裏のカリスマ!」
娘「あんまりかっこよくない名前……」
局員「細かい事は気にせず行きましょうダーッシュ!」
ヘラクレス「待ッテクダサーイ」
《スタタタタタタタ…………》
警官<後ろの方!静かにしてください!これより管理局による一時的避難が行われます!>








エイミィ「大規模転送の準備完了です、転送先の受け入れ態勢も整いました」
リンディ「これで人災だけは防げそうね、あの未確認機体を動かせればいいのだけれど」
アレックス「依然として魔法的干渉はキャンセルされてしまいます」
私「結界を弛緩させたあれか、どんな理屈が働いているんだ……!?」
ランディ「艦長、いつでも転送開始できます」
リンディ「取り残された人はいないわね?」
エイミィ「今ユーノ君が最終確認中で―――」
ユーノ『広域探索の結果では少なくとも予想される戦闘区域に人間の存在は感じられません』
私「ユーノ君の魔法精度で出た結果なら信頼できるだろう」
リンディ「そうね……わざわざ探索魔法を逃れるような真似をしなければ、だけど」
エイミィ「あっははははこの状況でそんな事する人いませんってー」

局員「新機能マジックステルス!敵の目の前を横切る危険もこれで回避!」
ヘラクレス「狭イ範囲シカかばーデキナイノハ確カデスケレド何故だんぼーるニ隠レルンデスカ?」
娘「せまいよー」








ナビ子「魔法反応!市民の皆さんは管理局が安全地帯に移したみたいですー」
船長「あー疲れた……」
伍長「やーっと動けますね……」
班長「落ち着いてる場合じゃないよ、まだこっちは安全じゃないんだから」
工兵「人がいなくなったってことは向こうにとっても都合がいいわけで……」

フェイト「街の人達を助けてくれた……?」
クロノ「何を考えているのかさっぱりわからないな」
なのは「悪い人達じゃないのかな……」
シグナム「だが実際サレイジの軍人達を手にかけたのも事実だ」
はやて「……もしかしてこれは向こうにとってもアクシデントだったんとちゃうやろか」
クロノ「確かに、聞いた限りではいきなり攻め込んでくるような組織とは思えないな」
シャマル「じゃあ、ぜぇぜぇ……戦う意思は……けほっけほっ、無いってこと……ですか?」
ヴィータ「ゲートボールで張り切り過ぎたばーちゃんみたいになってるぞ」
シャマル「ばーちゃ――――――!?」









機関長「気を取り直して全速全身じゃ!」
ナビ子「りょうかーい!」
《ズシン、ズシン、ズシン、ズシン、ズシン、ズシン、ズシン、ズシン、ズシン、ズシン……》
船長「遅えええええええええええええええええ!」
機関長「文句言うな!そもそもこいつはあらゆる環境下での活動を考慮した設計なんじゃ!」
工兵「局地戦用陸上移動拠点ですからね、防御重視な分だけ機動性はお粗末ですよ」
班長「制圧ならともかく逃走に使う機体じゃないわよね」

クロノ「行動を見る限り話の通じない連中でもなさそうだ、もう一度呼びかけてみよう」
なのは「うん、お話聞かせてもらおう!」
ヴィータ「なんかお前がそれ言うと怖いんだよな……」
なのは「なんで?」
シグナム「自覚は無いのだな」
はやて「それがなのはちゃんや」
フェイト「…………(カタカタカタ」








ナビ子「外で管理局の男の子が呼びかけてますよー」
船長「無視だ無視無視!こいつの中にいる限り向こうからはどうにもできまい!」
工兵「強気なヒキコモリですね」
班長「そんな事言ってあのリンディの関係者に関わりたくないだけなんじゃないの?」
船長「まぁな!」
伍長「見栄ぐらい張ってくださいよ」

シャマル「やっぱり返事はありませんね……」
クロノ「やはり無理にでも止めるしかないな」
はやて「どうにかして足止めできんやろか」
なのは「普通の魔法じゃ通らないしかと言ってやり過ぎたら誘爆の危険があるし……」
フェイト「なのは……わかってくれたんだね!」







ナビ子「―――とかなんとか物騒な事言ってますー」
機関長「ふん、そんじょそこらの魔導師にどうこうできる装甲じゃないわい!」
伍長「いやぁあいつらはそんじょそこらの魔導師じゃないッスよ」
船長「あぁ……あれだ、リンディを相手にしてた時と同じ感じだ、悪寒がする」
班長「何にせよ離脱可能域まであと少し、近づかれない方がいいってことよね」
機関長「ふむ、ナビ子!威嚇射撃で散らせ!接近させるな!」
ナビ子「了っ解!」
《ウィーン……ジャキンジャキンジャキン》
ザフィーラ「!、来るぞ!」
《ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!》
クロノ「ここまでだな、行くぞ!」
なのは「うん!(ジャキッ」
アルフ「結局こうなったね」
フェイト「あぅぅ……ここに住んでいる人達ごめんなさい……」






《ドンッ!ドゴオオオン!ドガガガガガ!》
局員「うぉっ!ついにドンパチ始まった模様!(ゴトゴト」
局員「あの面子じゃ時間の問題だとは思っていたが!(ガタガタ」
娘「なのはお姉ちゃん達大丈夫かな……(ヒョコッ」
ヘラクレス「ソノ点ニ限ッテハ心配無イト思イマス(ボコンボコン」
局員「隠れつつも全力で逃げるべし!(ゴトガタ」

《ズドオオオオオン!》
船長「被害は!」
ナビ子「装甲ダメージ値0.3%、問題ありませーん」
機関長「平気は平気なんじゃが……戦艦でも相手にしてる気分になってくるのぅ」

ヴィータ「マジかよ……ビクともしねぇぞ」
シグナム「元より正面からぶつかり合うような相手ではあるまい」
ザフィーラ「我々の目的はあくまで敵の目をひきつけることだ」






船長「妙だな……」
班長「何がよ?」
船長「デカい上に硬いこいつ相手にバカ正直に向かってくるような奴らか……?」
伍長「何か狙ってるって事で――――」
《ガクン》
機関長「ぬぉっ!な、なんじゃ!?ナビ子!」
ナビ子「足元が急に凍り付いちゃって動けませーん!」
工兵「駆動系が凍りつかないように耐冷処理したはずですよ!?」
機関長「バカたれ、こんな街中でいきなり凍りつくような気温になるわけなかろう」
船長「向こうの隠し玉ってわけか、やってくれたな……!」

クロノ「出力の調整がまだ難しいが、なんとか目標だけを凍結させられたな」
なのは「うん、上手くいったね」
フェイト「なのは……実は残念とか思ってないよね?」
なのは「何で?」








《ギ、ギギギギギギ》
工兵「ダメです!足元が完全に凍り付いて動きません!」
船長「まずいな、どうしたもんか……」
機関長「仕方が無い、こっちも奥の手を使うか!」
伍長「何かあるんスか?」
機関長「飛ぶ」
班長「飛ぶって……これ陸戦兵器じゃないの?」
機関長「趣味でつけた」
工兵「って俺達は機関長の趣味で3日も徹夜させられたんですか!?」

クロノ「よし、今の内に―――」
《ズゴゴゴゴゴゴ……》
はやて「ちょい待った!なんか地鳴りみたいな音がせぇへん?」
なのは「言われてみれば……聞こえるような……?」
シャマル「あのカメから聞こえてくるような気がするんですけど……」









ナビ子「出力85%で安定しましたー」
機関長「よし!グランドトータス離陸じゃ!」
《バキバキバキバキッ、ドドドドドオオオオオオオオオオオオオオオオオ!》
シャマル「と……」
ヴィータ「飛びやがった……」
シグナム「どこまでも常識を無視した連中だな……」

船長「マジで飛んだ……」
機関長「マジで飛んだなー」
伍長「なんで機関長が驚くんスか!?」
班長「ちょっと待ったこれ実験したんでしょうね!?」
機関長「知っとるか、人は失敗を重ねて進化していく生き物なんじゃ」
船長「質問に答えろジジイーーーーーーーーー!」
《ガゴン、プス、プスン》
なのは「なんか様子が変だけど……」









《ガガガガ、プスン、ギュルルルルルルル!》
アルフ「回りだした……」
フェイト「凄い勢いだけど……中の人達大丈夫かな……」

機関長「ナ、ナビ子ー!?何が起きたー!?」
ナビ子「さっきの凍結のせいでスラスターのバランスがズレちゃってますー!」
船長「ちょ、遠心力……きつい……うぷ……」
伍長「ぎゃービニールビニール!」
班長「ちょっとこれどこ飛んでくのよ!?」
《ギュルルルルルルルルルルルル!》
局員「ん?何この音――――って言うか何あれーーーーーーーーーー!?」
局員「ガ、ガメラが!ガメラがこっちへ飛んでくる!」
局員「そんなバカな!ガメラは子供の味方のはずだ!いや平成ガメラなのか!?」
ヘラクレス「妄想分析ハイイカラ逃ゲマスヨ!」
娘「きゃー!?」









機関長「なんとかバランスを保て!全体の出力を抑えて速度を落と―――」
ナビ子「手遅れでしたー!」
《ズガッガガガガガガガガガガガガガ!》
局員「うおおおおおこっち突っ込んでくる!」
局員「走れ!今はただひたすら走るのだ!心の中の加速しちゃう装置オン!」
局員「未だかつてないサイズだし!恐竜や蟲よりでけぇええええええ!」
娘「ヘラクレスちゃん、重くない?」
ヘラクレス「ソレハ問題無イノデスガ、正直危険ナ状況デス……!」
局員「あのビルが変形ロボになって受け止めてくれれば……」
局員「あ!ずるいぞお前一人だけ現実から逃げるんじゃない!」
局員「そうだ!俺も混ぜろ!」
《ズガッガラガラガラガラ!》
ヘラクレス「倒壊ガ……!」
娘「――――――!」
《ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!》








リンディ「被害状況を報告して!」
エイミィ「不明機体、墜落する形で大通りに胴体着陸しました」
アレックス「幸い道路を進む形で建物の被害は最小限で済んだようです」
ランディ「現在はデパートに半ばめり込んだ状態で停止しています」
私「それだけで済んだか…………」

大通りが未整備道路のような有様になり最大規模のデパートが倒壊した。
が、その被害を見て"それだけで済んだ"と思ってしまう感性は正直おかしいのではと思う。
最近の事件のせいでどうにも自分の中の基準が大きくなってしまっているようだ。

クロノ(フェイト!どうしたんだ!?先行し過ぎだ!)
フェイト(確かじゃないけど……落ちた先、道路を人が走ってるのが見えた気がする!)
なのは(本当に!?)
フェイト(それを今確かめに行く!)
アルフ(待ってよフェイトー!)









ナビ子「船長~機関長~皆生きてますかー?」
機関長「問題ない、ピンピンしとるぞ」
伍長「機関長がおかしいんですよそれ……あーいて……!」
ナビ子「墜落の衝撃でスラスターがダメになっちゃいましたけど本体にダメージ無しでーす」
機関長「わははははは流石わしのメカ!超頑丈!」
船長「機体が大丈夫でも中の俺達が死ぬわこんなもん!」
工兵「あ、でもここなら離脱可能ですよ」
班長「怪我の功名ね、ナビ子!」
ナビ子「転送開始~」
《キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン》
シャマル「っ!皆離れて!転移するつもりだわ!」
ザフィーラ「逃げるつもりか……!」
アルフ「フェイトー!どこー!?」
なのは「アルフさん離れて!」
クロノ「接近し過ぎると巻き込まれるぞ!」








《イイイイイイイイイイン―――フッ》
シグナム「行ったか……!」
ヴィータ「って言うか結局何しに出てきたんだあれ?」
アルフ「フェイト……どこに……まさかあれの中に!?」
クロノ「そんな危険な事を僕達に一言の相談も無くするとは思えないが……」
なのは「うん、フェイトちゃんはもっと慎重だよ」
ザフィーラ「だが一体どこへ……この場所、墜落地点に向かったはずだ」
シャマル「私達よりほんの少し先行しただけでそんなに離れていなかったのに……!」

ユーノ(転移先、追えませんか!?)
エイミィ「だめ!あちこち経由して移動してる!追いきれないよ!」
私「結局何もできず終いか……!」
リンディ「でも、本当に何をしに出てきたのかしら?」







ユーノ「皆!」
なのは「ユーノ君!フェイトちゃんが急にいなくなって!」
ユーノ「その事で話があるんだ、取り残された市民がいないかずっと探っていたんだけど――」

リンディ「墜落現場に人がいたですって!?」
ユーノ『それが不自然なんです、今まで無反応だった場所に急に現れて……』
私「すぐにまた反応が消えた……どういう事なんだ……?」
ユーノ『その後墜落現場に接近した人物、それがフェイトだと思うんです』
リンディ「フェイトも……同じように消えてしまったのね」
ユーノ『はい……』

状況から考えてフェイトさんが崩落巻き込まれたとは考えにくい、
二次災害の可能性もあるが彼女ならば例えビルが倒れてきても逃げる力は持っている。
何よりユーノ君の感じた「唐突に消えた」という状況が気になった。
転移したわけでもなく人一人が急に消える事などありえるのだろうか……








クロノ『結局不明機からの応答は無く、バルバスだという確証は得られませんでした』
リンディ「そう……皆は……?」
クロノ『崩落現場でフェイトの捜索を……僕もすぐに戻ります』
リンディ「大丈夫、あの子はきっと無事でいるわ……!」
私「私の部下達も向かわせました」
リンディ「ありがとう……」
エイミィ「フェイトちゃん……あれ、それになんか静か過ぎる気が……?」

だが結局その後の捜索でもフェイトさんの消息は掴めないままだった。
更に墜落直前に現場にいたとされる人物達も見つからず、
その日の捜査が打ち切られようとしていた時――――

私「……いない!?そんなはずはないでしょう!もう一度確認してください!」

避難した市民全員の所在確認が済んだが、その中に娘はいなかったという連絡が入った―――










管理局X-FILE seasonⅣ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ツヅク……


コメント
この記事へのコメント

流石はX-Fileクオリティ、我々としあき兼局員候補生を飽きさせませんね。次回からは本気で楽しみにしてますよ。本当にとしあきは私の理想の具現体ですよ……本気でガメラネタやってくれたりとか

>なのはって本当は色々考えてる子だと思うんですけどね。

ある意味では人間の在り方として一つの完成形である高町一族の影響&家族の方針、それと潜り抜けた修羅場と自らの思いで昇華された節がありますからね、あの人は。フェイトはその在り方に感化された口ですしね。(まあ、細かい事は原作者と頭の切れる人の知るのみですがね)
2006/12/10(日) 16:15 | URL | 万華人 #/S1.6Ous[ 編集]
そして局員たちがいないことに気づくものはいなかった(笑
シャマルさんに存在感がいったぶんこっちが認識されてねえええ!!!

巨大なカメを前にステルスを張る必要性って。有象無象をいちいち認識してるわけないでしょうに。ヘラクレスも気づかないあたり結構パニクってたんですかね
2006/12/10(日) 16:40 | URL | 九尾 #.7qyC5XY[ 編集]
>ある意味では
まぁ難しいこと考えるよりも「お話聞かせて」で納得しておきまし(ジュッ

>巨大なカメを前にステルスを張る必要性って。
敵の目の前を横切るシチュエーションだったので
2006/12/12(火) 22:35 | URL | X #qlks6wmM[ 編集]
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