file-8「不条理の足音」
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file-8「不条理の足音」

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管理局X-FILE seasonⅣ

file-8「不条理の足音」









突然起こった人型端末の妊娠疑惑。
診察結果、本体と一対である魔力衣が膨張していたことがわかる。
原因として第七研究所支部で魔力衣の中に封印したロストロギアが考えられるが―――
ザフィーラ「タオルをたくさん用意するんだ!」
はやて「あかん!ザフィーラがボケ倒しとる!」
■「……!?……!?(モゾモゾ」
私「ロストロギアがまた発動したのならもう一度封印してから摘出するか……」
クロノ「でも!内部がどうなっているのかもわからないのに危険過ぎます!」
《スポンッ》
青い爬虫類「ゲギョ?」
私「そんな事を言っている場合では――――――では………………」
局員「生まれたーーーーーーーーーーーーーー!?」
ヘラクレス「違ウデショ」




管理局X-FILE SeasonⅣ file-8「不条理の足音」







エイミィ「きょ、きょきょ、―――恐竜が産まれちゃった……」
局員「いやはや服が妊娠→恐竜出産とは流石の我々もお手上げですな」
青「ゲギャー!?(バカな!?巣に帰ろうとトンネルを抜けたらそこは猿の惑星でした!?」
クロノ「なぁ、お前達この爬虫類に見覚えがないか……?」
局員「何言ってるんですか冷血動物に知り合いなんってブラザーーーー!?」
青「ゲギャ!ゲゲギギャ!(兄弟!兄弟じゃないか!」
局員「お前って奴は生きてやがったかコノヤロー!(ガシッ」
青「ゲギギギョガー!(当たり前だコンチクショー!(ガシッ」
《カシュン》
リンディ「あら?お客様かしら?」
人類と爬虫類が肩を組んでいる姿を見て来客と認識できるこの人は何なんだろう。
いやでもそうか……あの生物は環境記憶再生型ロストロギアの中で生きる存在……
このタイミングで魔力衣の中から出てきたという事はやはりあれが原因だったのか?
■「~♪(ナデナデ」
青「ゲギャー(いやー姐さんもお久しぶりです。え?トサカが大きくなった?わかります?」







フェイト「あれ……お腹――じゃなくて服が元に戻ってるよ」
■「…………?(ペターン」
局員「関係無いが実にいい効果音だ」
局員「あぁ、とても正義だ」
今私は非常識な事を考えている。少し前までの私だったら自分の正気を疑うだろう。
だが事実として彼らの間ではコミュニケーションが成立している。
そう、だからこれ必要かつ最も効率的な手段だ。半ばヤケになって私は口を開いた。
私「彼(?)に……こちら側に出てきた経緯を聞いてくれないか?」
局員「了解でアリマス!ヘイブラザー!ユーは何故こっちに来ちゃったのさ」
本来は翻訳だけしてもらえばいい、相手が人語を解しているのなら私が聞いても問題無い。
だが"爬虫類に質問をする"という行為を私の常識がどうしても受け入れられなかった。
相手に同等の知能があるのならこれは差別になるのだろうか?努力するべきか……
青「ギゲギャ!(いや仕事終わりで家に帰ろうと洞窟に入ったらここに出てきたわけよ」
局員「仕事を終え帰宅中に洞窟を通過したらこちらへ出てきてしまったそうです」
仕事って何だと聞きたい自分を必死に抑え込んで考える。







 アレックス「いや特に何も……お菓子を食べながら熱心にテレビを見ていただけですよ」
 ランディ「それもほんの5分くらいですぐに出て行きましたよ」
私「と、目撃者の証言もこんな当たり障りの無い物だったわけだが……」
はやて「んー手掛かりになりそうなのはテレビくらいやな、何見てたんやろ?」
リンディ「エイミィ、調べられる?」
エイミィ「やってみます」
クロノ「?、ところで随分人が減ったな」
はやて「あの恐竜さんが珍しそうにしとったから局員さんやフェイトちゃんが案内する言うて」
私「艦内をうろついていいんですか?」
リンディ「うちのスタッフなら大丈夫じゃないかしら」
どこまでオープンなんだこの艦は……それにユーノ君達は―――
ユーノ「僕って必要なのかな……」
ザフィーラ「そう悲観するものではない、いいか世の中には―――」
なのは「ユーノ君は必要だよ!少なくとも私にはゴニョゴニョ……」
まだ落ち込んでいた。








局員「見て面白いもんはこれくらいだな、後は見てもわかんないだろうし」
フェイト「えっと……どうでしたか?」
青「ゲギャー!(いやーすげーな壁という壁が鉄だぜ!爪研いだら削れそうだな!」
ヘラクレス「マァ楽シカッタソウデス」
■「~♪」
フェイト「良かった(カシュン」
エイミィ「おっかえりー……っと出ました。あの時間帯だとこれですね」
はやて「料理番組?ベタベタなオチやなぁ」
クロノ「何を期待していたんだ……しかしこれで手掛かり無しか」
私「いやちょっと待ってくれ時間の最後、立ち去る直前の部分だ……CM?」
リンディ「古代資料博覧会、古代生物や古代の文明の資料や当時の様子を見れるイベントね」
私「古代生物か……」
たしかに今こうしてここにいる爬虫類も古代生物だがそれが関係あるのだろうか?
■「?………~~~~~………!(ピコーン」
考えあぐねていると画面を覗き込んでいた小さな影がわかりやすく何かに気づいた顔をした。







私「どうした?なにか思い出せたか?」
■「……!……!!~っ!(バッバババッバッバッ」
ヘラクレス「フムフム、ドウヤラソノCMヲ見テ彼ラニ会イタクナッタヨウデス」
私「元気でやっているか知りたくなった……か」
はやて「お?隊長さん今のわかったんですか?」
私「ん、あぁ……ハッ!?」
そう言えば何故だ!?この子の顔と動きを見ていたら言わんとすることがわかった気がした。
いけない、私の常識が瓦解しかねない不条理な世界に足を踏み入れかけてしまった……!
局員「おいで~おいでよ~」
ヘラクレス「コッチニオイデ~」
幻聴だ。
リンディ「………………」
私「何ですかその温かい視線は!」
リンディ「何でしょう~♪」
そしてクロノ執務官が私を心からの同情の目で見ているのが気になる。







私「"会いたいと思った"からか……」
エイミィ「今わかっている事から考えるとそれが原因みたいですね」
だが腑に落ちない。あの環境記憶再現型方ロストロギアは感情に反応するタイプではない。
実際に使っていた元第七研部長がシステム的に操作していた事からも間違いないだろう。
ならば何故この子の意思を反映するような形で発動したんだ……?
私「意思を反映?たしか他にも似たような物が―――」
■「~♪(シュルルルッパクッ」
ヘラクレス「アッ!マタ!オ菓子ヲ食ベル時ハ手ヲ使ワナキャイケマセンヨ」
■「……~~(ペコッ」
私「そうか……これだ」
この魔力衣自体は意思を持たない魔力体だがこの子の意思を反映して武器にも手足にもなる。
リンディ「服と同じようにこの子の意思で動いたのかしら?」
私「それだと体の一部という事に―――いやありえない話じゃないですね」
この子の特性は他者の魔力を吸収、解析、分解して己の物にする事だ。
ロストロギアとしての力で勝っていれば吸収していても不思議は無い。いや不思議だが。







私「あくまで仮説ですが可能性は高いと思います」
はやて「ほんまになんでも消化できるんやなぁ」
フェイト「お腹壊さないのかな……」
クロノ「まぁ本体じゃなくて服だからな」
私「しかしどうしましょう……同化、いや吸収してしまった以上報告するにも―――」
リンディ「報告?どこへ?何の?」
フェイト「え?この子の中に――むぐぐ?」
はやて「しっ!それ以上言ったらあかんでフェイトちゃん」
私「……………………」
クロノ「………………」
リンディ「さ、お茶にしましょうか」
私「あれはどう説明するんですか!(ビシッ」
青「ゲギャ!ゲギャギャ!(美味い!これは美味い!肉に生以外の食い方があったとは!」
リンディ「珍しいペットね~あとでシャマルさんとレティに書類作ってもらいましょう」
―――――――――無かった事にする気だ。






確かにそれが一番波風立たない方法だ、この子の安全のためにもそれが最善だろう。
私だってそう思う。何も規則は絶対厳守などと融通の利かないことを言うつもりは無い。
現場に至っては臨機応変、これは私が先輩から学んだ事でもある。しかし、しかしだ。
エイミィ「艦長、お砂糖は5杯でいいですか?」
リンディ「ん~今日は7杯お願い♪」
エイミィ「了解~ご機嫌ですね」
私がこれだけ苦悩しているのにゼロコンマの世界であっさり決断している人に納得いかない!
リンディ「はい、お先にどうぞ」
私「はぁ……あ、すいません(ズズッ)#@&%$¥!?」
リンディ「あらどうしたの?」
不覚だった……!とにかく、一度あの生物を帰して無闇に出さないように言っておかねば――
局員「なになにその髪型っつーか頭型か?イメチェン?」
黄爬虫類「ゲギギョガ(肌焼こうと思って砂漠に行ってたらなんか形も変わっちゃってさぁ」
赤爬虫類「ゲギョガー(俺は涼みに沼地でバカンスってたんだけど頭でかくなっちゃって」
増えていた。






管理局X-FILE seasonⅣ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ツヅク……

コメント
この記事へのコメント
まわりに再現するんじゃなくほんとに中から外に出せるように
ある意味舞HiMEのチャイルド状態?もしくは舞乙HiMEのスレイブ

それに局員が意思疎通できることですが、エンジェルと恐竜たちの間でも会話が成り立ってますな。なんか話せないほうが変みたいになってきてます
隊長が理解できてきたのは単によく見てるからわかるようになったんだと思いますが、案外科学的な理由もあるかもしれないと期待しています。この作品そういうことがよくありますから

でも局員たちって明らかに固有名詞まで解読できてるのがすごい
それを当然のものとして受け入れているアースラもすごい
2006/09/29(金) 21:57 | URL | 九尾 #.7qyC5XY[ 編集]
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