file-6「最初の殺し」
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file-6「最初の殺し」

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管理局X-FILE seasonⅣ

file-6「最初の殺し」










離れた場所から爆音が聞こえる、仲間が奮戦しているのだろう。
私「恐らく連中は逃げるつもりは無いと思います」
リンディ『でしょうね、守りの姿勢が見られない……こちらの被害も少なくないわ』
勝てば先がある、だが負ければ今度は撤退も叶わず死を意味する。
ここは閉ざされた遺跡、出入り口は一つしかなく、そこは我々が固めていた。
だが今の状況では奴らが、いや奴があれを使って何をする気なのかがわからない。
奴を追おうにも死を覚悟した敵勢力の抵抗は苛烈を極めていた。
リンディ『もう時間が無いわね……』
私「隊長、もし我々に負い目を感じているならやめてください。覚悟はもうできています」
リンディ『………わかりました。私が直接―――』
私「な・に・がわかったんですか!いい加減自重してくださいよ本来なら産休なんですから!」
リンディ『コホン…わかりました。本作戦における魔法戦闘非殺傷設定の解除を命令します』
私「―――行きます(ジャキッ」



管理局X-FILE SeasonⅣ file-6「最初の殺し」





部下「―――すごい人数ですね」
私「ロストロギアで一番怖いのは"なんだかわからない物"だからな、慎重になるのは当然だ」
先発隊に遅れること30分。我々の隊もデアル・ターグ遺跡に到着、合流した。
既に遺跡の周辺は鼠一匹通さない警戒態勢に置かれ多くの武装局員や技術者が集まっていた。
その中に見知った顔が―――
私「ユーノ君、来ているのは君だけか?」
ユーノ「あ、隊長さん。僕の他にはクロノとフェイト、アルフが来ています。他の皆は――」

なのは「私はその……撃ってはいないんですけどちょっとレイジングハートに力を……」
局員「おい、お前確かユーノ君達が装置をいじってる時暇だとかいってDSやってたよな」
局員「えぇ!?いや確かにやってたけどそれでどーこーは無いだろ!」
局員「わからんぞゲーム機の発する微弱な電波に反応したなんてことも……」
はやて「ううぅ……この手がいけないんです刑事さん!」
ヴィータ「は、はやては何も悪くねーぞ!」
エイミィ「えーとね君達、取調べじゃなくて参考までに何か無かったか聞きたいんだけど」






エイミィ『こんな感じだけどどうかなクロノ君、なのはちゃんが一番それっぽいけど……』
クロノ「魔力に反応した……か」
私「完全には否定できないがその可能性は薄いと思う」
フェイト「あ、確か……」
私「以前この遺跡では大規模な戦闘があった、だが魔力に反応した素振りは無かったな」
ユーノ「ゲーム機っていうのも……そもそもそれ以上に大きな機械が常時作動してるしなぁ」
私「実際遺跡の最深部で戦闘を行ったのは私と同僚、それに敵が一人だったが」
ユーノ「!、じゃあ隊長さんは時揺らしの鐘が発動した現場に居合わせたんですか!?」
私「あぁ、私と同僚は最深部で敵と戦い致命傷を負わせた。その直後だ」
アルフ「直後って事は魔法に反応したって可能性もあるんじゃないのかい?」
私「かもしれない、だが私には奴が自身の意思で発動させたように見えたんだ」
クロノ「当時の資料でもその見方が最も信憑性があるとされていますね」
ユーノ「問題は管理局が解明できなかった物をどうやって発動させたのか、だね」
フェイト「その発動させた人も―――」
私「死んだ、私がこの手で最初に殺した人間だ」






私「魔力反応はやはり消えているようだが……問題は中に入って大丈夫かどうかだな」
クロノ「不確定要素が多過ぎますね」
ユーノ「この結界は純粋に魔力だけを封じる物だから解除しなくても踏み込めるけど……」
アルフ「ねぇ、ところでそこに積んである袋は何だい?清潔過ぎて変なんだけど」
私「清潔なのは新品だからだな、まぁ一度しか使われない物だが」
ユーノ「これってもしかして……」
私「遺体を収容するための袋、死体袋というやつだ」
フェイト「遺体……!?」
クロノ「……当時この遺跡を襲撃した犯人は全員死亡したと説明しただろう」
ユーノ「それは聞いたけど……まさか……!?」
私「敵勢力の抵抗はこちらにも人的被害が出るほど苛烈だった。結果として我々は物理的攻撃
  という手段を取ったがやらなければやられるという状況下で手加減はできなかった。
  最終的に敵勢力はほぼ全員が致命傷ないし死亡という殲滅戦になった」
クロノ「そしてその殲滅戦の最中に時揺らしの鐘が発動し、緊急的にここは封印されたんだ」
私「つまり、今もこの壁の向こうには我々が手にかけた者達が眠り続けているという事だ……」






部下「隊長、やはり現時点では内部への立ち入り調査は危険だと」
私「まぁ妥当な判断だな、きちんと葬ってやれるのはまだ先か……」
部下「外部から侵入した形跡は発見できませんでした」
ユーノ「あれ?そう言えばクロノ達が突然来た時はどうやって入ったの?」
クロノ「エイミィがすぐに手続きを通した。その上でなのはをたきつけたんだろうけどな」
何故私の周りにはギリギリのラインで無茶をする人間ばかりいるのだろうか。
私「侵入者の線が消えたのなら取り敢えずは我々の出番は無いな」
部下「警備要員と鑑識作業中の者以外は通常任務に戻れとのことです」
クロノ「僕は艦長に報告してくる、フェイトとアルフはそのままユーノを手伝ってくれ」
ユーノ「じゃあ夕方調べた時と変わった所が無いかもう一度周ってみるよ」
ヘラクレス「デハ全テノ箇所ヲ先ホドマデノでーたト比較シテミマショウ、マズハ―――」
忙しいと言えば忙しいのだがどうにも空出動のような事態が続いている。
何か、具体的には掴めないが何か釈然としないものを感じずにいられなかった。
部下「―――隊長?どうかしましたか?」
私「いや、何でもない……場所のせいかな」






局員「例によってまたヘラクレスは出張で俺達は居残りなわけだが」
局員「なんか相方が売れて置いていかれた芸人みたいだな俺達……」
局員「それにしても暇だ」
エイミィ「ヒマじゃなーい!向こうから送られてくるデータを整理するんだから手伝って!」
局員「イタタタタ千切れますって!ぬうう耳にも経文を書いておくべきであったか!」
局員「お前の尊い犠牲は忘れないぜ!まだ見ぬ明日への逃走!(ダッ」
局員「《カシュンカシュンカシュンガチャッ》開かない!?」
エイミィ「誰かさんのせいでこの艦のシステムをいつもメンテナンスしてるのは誰でしょう?」
局員「さ、さぁ……ところで何ですかその手に持っているものは!?」
エイミィ「さぁーなんだと思うー?(ジャラジャラ」
局員「いやああー!やめて!来ないでー!開けてー!(ドンドンドン」
エイミィ「今日という今日はもー許さない!24時間強制労働だからね!」
局員「いいいいいいやあああああああああ!」
《ドガンガタンヒュンッガシッジャラジャラジャラガコーン》
クロノ「エイミィ?おーいエイミィー……通じないな」




エイミィ「あーごめんごめんクロノ君!うん、どんどん送ってきていいから」
シャマル「《カシュン》こんにちは~そろそろ時間なんで――あの……なんで足に鉄球を?」
局員「クr、シャマルさん!おおぉこの哀れな宇宙囚人をお助けください!」
局員「強制労働させられているのです!次から次に整理するデータが!終わらないー!」
局員「全てはあの女獄長が(スパーン」
エイミィ「誰が獄長か!こうでもしないとすーぐ現場へ行こうとするでしょ君達」
局員「だってだってー!超楽しそうじゃないですか!ユーノ君とフェイトちゃんいるし!」
エイミィ「はいそのユーノ君やフェイトちゃんをここからサポートするのが今の仕事です」
局員「そ、そうか!ここで頼れる局員というポジションを確立すれば!」
局員「極めてモブキャラに近いサブキャラという地位から脱却できるかもしれない!」
局員「燃え上がれ俺の労働意欲!す、すげぇ自分のタイピング速度が目で追えないぜ!」
エイミィ「滅茶苦茶打ち込むなーーーーー!」
……………………
ユーノ「どうしたの?」
ヘラクレス「イエ、あーすらカラ送ラレテキタでーたガ凄イ文字化ケシテイマシテ」





シャマル「あのーお取り込み中申し訳ないんですけどそろそろ定期健診で……」
局員「あ、エンジェルですね。ヘラクレスが行くまでは一緒に遊んでたんですけど―――」
《カシュン》
■「~♪(モッギュモッギュ」
局員「あぁなんだおやつを―――――――――――な?」
局員「この間買込んでおいたからしばらくは―――ん?」
局員「相変わらずお菓子を食べる姿は正義――――だ?」
エイミィ「今聞いてみたら談話室にいたって、どうしたの?」
シャマル「あ、あれ……」
エイミィ「あれって?あ、なーんだ帰ってきて―――――は?」
■「…………?」
局・エ・シ「なーーーーーーーーーーーーー!?」
………………
部下「今度はどうしたんですか?」
私「いや……なんだろう背中に寒気が……」







管理局X-FILE seasonⅣ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ツヅク……


コメント
この記事へのコメント
何を食ってるのエンジェーーール!?
まさか奥まで入っていって鐘を食ったから魔力が消えたとか!?
いや、それはないか。置いていかれてたんだし。魔力反応が消えたタイミングがあわん

15年前という時期は特に関係なかったんですね
腹の中にいたクロノが実はその時関係を持っちゃってた、とかだと思ってました
2006/09/26(火) 01:03 | URL | 九尾 #.7qyC5XY[ 編集]
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