file-5「早過ぎる結末」
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file-5「早過ぎる結末」

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管理局X-FILE seasonⅣ

file-5「早過ぎる結末」







ユーノ「異常無し、っと。これで明日は結界補強作業ができるね」
フェイト「え?今やってた作業は……?」
ユーノ「これはあくまで下準備、遺跡内や装置に異常が無いかを確認するのが第一段階なんだ」
ヘラクレス「補強作業自体ハ複数ノ技術者、及ビ術者ノ手デ行ワレマス」
クロノ「さて、大分遅くなったな。作業が終了したなら引き上げよう」
ユーノ「うん。まぁ何事も無ければもっと早く終わったんだけど……(ジー」
はやて「あかん!もう食い倒れ将軍の再放送が始まる時間!引き上げやー!」
局員's「アラホラサッサー!」
クロノ「逃げるな!」
なのは「あ、あのユーノ君……ごめんね、邪魔しちゃって……」
ユーノ「あははなのはが謝ること無いよ。さ、帰ろ?」
なのは「……!うん!」
《ギイイイイイイイイイイイイイ――――――――――ガゴン………………………………カランッ》




管理局X-FILE SeasonⅣ file-5「早過ぎる結末」






デアル・ターグ遺跡内ではやてによる目玉のおやじ誕生秘話が語られていたその頃、
~時空管理局本局・隊長のオフィス~
私「疲れたな……」
部下「お疲れ様です……」
今の発言は肉体的な疲労ではなく精神的な疲労が大きい。
密造デバイスの捜査を始めるにあたってまず身分を隠し実際に購入したのだが……
私「何なんだあの売人は!オープンにも程がある!露店の売り物じゃないんだぞ!」
部下「ありえないくらい簡単に手に入りましたね……身分秘匿の意味がありませんでした」
私「大体裏社会の人間が初対面の相手を警戒もせずに取引するとは……」
部下「隊長の話とは随分イメージが違いましたね」
私「昔はそうだったんだ、疑い過ぎるぐらいに相手を警戒し取引は短時間で終えるのが鉄則だ」
部下「しかし今回接触した売人は名刺を渡してくる、無駄話が多い、警戒心ゼロでしたね」
私「裏社会の窓口はいつからあんな営業マンになったんだ……」
部下「裏社会にも時代の移り変わりがあるんでしょうね」
私「じだ……!そうか……時代か……」





私「私はもう古いのかもな……」
部下「え!?いやそんなつもりでは!だってほら裏社会の全盛期は20~15年前じゃないですか」
私「そうだが……?」
部下「15年前といえば隊長が入局した頃ですよね!?その頃を知っていて当然ですよ!」
私「そうか・・・?」
部下「えぇそうですよ!たまたま"昔"の終わりにいただけですから大丈夫です!」
私「そうか…そうだな!くだらない事で落ち込んでいる場合ではないな、技術部に行って来る」
……………………
部下「……?隊長はどうした?お客さんが来ているんだが……」
部下「技術部に行ったよ、いやそれが―――」
部下「―――なるほど。最近若過ぎる人間と付き合いがあるせいか妙に気にしてるからなぁ」
部下「10歳前後はなぁ、普通に考えればまだ気にするような年齢じゃないだろうに」
部下「あ、申し訳ありません。今席を外しているみたいで……緊急の要件でしょうか?」
シグナム「いえ、今日中に目を通していただければよいとの事です。」
部下「わかりました、確かにお預かりしました」




ザフィーラ「―――用事は済んだのか」
シグナム「あぁ、御本人は不在だったが預けてきた」
ザフィーラ「しかし何故書状なんだ?」
シグナム「急な連絡事項らしい、あとレティ提督が言うには"お使い"だそうだ」
ザフィーラ「主も稀にそうだが……わからんなあの人も」
…………………………
部下「あ、隊長!30分ほど前にシグナムさん達がこちらを渡すようにと」
私「……レティ提督から?通信を使わない理由は、と……デアル・ターグ遺跡調査項目に追記事項?」
部下「代理が向かったはずですが……運用部のレティ提督に限って考えられないミスですね」
私「―――以上の追加項目を彼らに伝達済み、機材も用意済み、か……は?」
部下「既に連絡済みって……どういう事でしょう」
私「追伸、リンディにこの間見つけた店予約できそうだから空いてる日を聞いてきてね……」
部下「……なんですかそれ」
私「―――明日捜査経費と人員の報告があるからその時に教えて、よろしくー♪……」
《グシャッ》






あぁそうだろう通信なんか使わないはずだ、これ以上無いくらいの私用だからだ!
それも私が代理で向かった彼らに話を聞きに行くであろう事を予想した上での内容だ。
私の先輩達は何故こうも人の行動や思考を先読みするんだろうか。
あくまで私の用事のついでと建前をつけるあたり公私混同と言い切れないのが狡猾である。
彼女達が犯罪者側だったらさぞ恐ろしい敵になっただろう。
………………
私「失礼、ユーノ君達はもう帰還―――」
はやて「あかん八丁堀の百人が始ま―――あ、隊長さんこんにちはー(シュタタタタタ」
局員「はやてちゃんなんか番組名変わって―――あ、隊長さんお疲れ様です!(シュタタタタ」
局員「娘さんにもよろしくお伝えください!(シュタタタタタ」
局員「エンジェルがこの間は楽しかったって―――あれ?そう言えば出発する時いたような?」
ヘラクレス「遺跡ニハ来テイマセンデシタガ」
エイミィ「(カシュン)ね?ほら飴あげるから元気出して―――あー!帰ってきた!」
■「…………(グスン」
エイミィ「君達この子置いて行っちゃったでしょ!」






局員「はっ!?そう言えば……」
 はやて「あー待つんやなのはちゃーん(棒読み」
 ヴィータ「はやてー!どこ行くんだよー!」
 局員「チャンスだ!この波に乗り遅れるな!」
 ■「~♪――っ!(タタタタタ――パタッ」
 クロノ「おい!お前たち勝手に―――あ!待て!」
 《キイイイイイイン―――――シュウーーー》
 ■「(ムクッ)……?……!……!?(ガーン」
局員「なんてこったあああーーーー!?」
エイミィ「かわいそうに部屋の隅っこで体育座りで落ち込んでたよ」
■「………………?(ジワッ」
局員「いやああああなんで置いて行っちゃったの?的つぶらな瞳で見ないでええええ!」
局員「エンジェル様エンジェル様お許しください!そして我らに笑顔をお見せください!」
局員「足りない!美少女分が不足しています!支援活動を要請します!」
はやて「まーまー落ち着いて、こんな時は……」





フェイト「(カシュン)ただいま」
クロノ「お前達話はまだ終わってな―――」
私「な?だから皆もお前が嫌いで置いていったわけじゃないんだ、わかるな?」
■「…………(コクン」
私「よし、じゃあもう泣かないな?(ナデナデ」
■「…………~♪」
ユーノ「えーと……どうしたんですか?」
局員「全ては我々のせいなんです!おぉ神よ罪深き我らを許したまへ!(ガンゴンガン」
エイミィ「ま、もう解決したからいいんだけどね~」
私「やれやれ……いや違う私は用事があってきたんだ!(ガバツ」
局員「え?エンジェルの悲しいコールをキャッチして飛んできたのでは?」
ヘラクレス「ドコノ子供向ケひーろーデスカソレハ」
私「ユーノ君、デアル・ターグ遺跡だが……異変は無かったか?」
ユーノ「はい、明日は追加調査がありますがそんなに深刻な部分ではないので予定通り」
私「そうか……まぁあと数年でも終わるまでは気が抜けないからな」





ユーノ「数年……ですか?」
私「そうだな今回だけの代理だから君達は知らないか、あと数年で沈黙するはずなんだよ」
フェイト「沈黙って時揺らしの鐘が止まるんですか?」
私「封印した時点で感知できた魔力を基点として計測すると年々弱まってきているんだ」
はやて「永久に動きっぱなしってわけでもないんですね」
私「あぁ、あと5年程度で完全に沈黙する予測だが……それまでは気が抜けないな」
リンディ『《ピッ》エイミィ、休憩中悪いのだけれどすぐにブリッジに来てくれるかしら?』
エイミィ「了解です艦長!」
なのは「何かあったんですか?」
部下『《ピッ》隊長!既にそちらでお聞きになったかもしれませんが……』
私「いや、恐らく同じタイミングだろう。何があった?」
部下『G-824惑星の定置観測機器からの情報なんですが関係部署に通達がありました』
私「前置きはいい、要点を伝えてくれ」
部下『……デアル・ターグ遺跡の結界内から魔力反応が完全に消えたそうです』
私「!!!―――すぐ戻る!」





私「(カシュン)詳細を報告してくれ」
部下「10分前にG-824惑星の定置観測機器から緊急データが送信されてきました」
私「10分前……彼らが遺跡を引き上げてすぐだな」
部下「結界内部に発生している魔力が突然計測不能、つまりゼロになったそうです」
私「観測機器故障の可能性は?」
部下「ありません、既に現場に先発の調査隊が派遣されていますが観測機器は正常だと」
魔力反応が消失……ありえない、少なくともあと5年はかかるはずだ。
だが実際に起こった、ユーノ君は特に異常は見受けられなかったと言っていた。
つまり彼らがあの場を去ってから"何か"が起きたということだ。
部下「現在現場の封鎖と鑑識作業を行っています、我々もすぐに向かうようにとの事です」
私「密造デバイスの捜査はどうなる」
部下「丁度動ける別の部署が引き継ぎますが―――まぁ本来あちらの方が本職ですね」
私「適材適所、か。うちも少々忙しくなりそうだな……全員聞いたな!5分で準備しろ!」
緩やかに訪れるはずだったロストロギアの停止。だがそれは予想外の早さでやってきた。
15年間、私にとって忘れられるはずもないあの場所で―――








管理局X-FILE seasonⅣ
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ツヅク……


コメント
この記事へのコメント
局員たちからは考えられないミス!
やはりなのはさんのプレッシャーで思考力がおちていたのでしょうか
はやてが目玉おやじの談義をしてた時にこんなことになっていたとは

突然の魔力消失、最後の「カランッ」の時ですね
やはりなのはたちに反応したと考えるべき?
15年前の共通点といったら、クロノですかね?
2006/09/22(金) 10:59 | URL | 九尾 #.7qyC5XY[ 編集]
10年前でもよかったんですけど昔の闇の書事件が11年前なんであんま近くてもゴタゴタするなぁと。
それだけの理由だったりします!深い理由も無くてゴメンナサイ。
2006/09/25(月) 22:00 | URL | X #1SLQJoII[ 編集]
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